【大紀元日本4月30日】中国当局は最近、国内の動画共有サイトやポータルサイトのプレイリストから「ビッグバン・セオリー」など、4つの米ドラマの取り下げを命じた。これは中国当局が動画配信への検閲を強化する新たな動きである。
国内メディアによると、対象となった4つのドラマは「ビッグバンセオリー」「グッド・ワイフ」 「NCIS ネイビー犯罪捜査班」と「ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル」。捜狐(Sohu)、優酷(Youku)、土豆(Tudou)と謄訊(テンセント)などのインターネットサービス大手が著作権を購入し、無料配信を行っていた。4つのドラマとも中国ですでに多くのファンを獲得している。
中国政府はこれまで、映画館上映の外国映画やテレビで放送されるコンテンツなどに対し、厳しい検閲を行ってきたが、動画サイトは比較的自由だった。しかし3月、当局は新たな規制を導入し、動画共有サイトが配信する動画もすべて審査の対象になったという。
(翻訳編集・王君宜)
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