【大紀元日本8月21日】11月21~27日まで広州市で開かれる第16回アジア競技大会に備え、同市警察当局は11月1日から包丁、ナイフを購入する際、身分証明書の提示を義務付ける通達を公布した。南方都市報が伝えた。
通達では、包丁、ナイフの販売は許可制を導入し、無許可で販売した個人と店舗に対して、1000元~1万元の罰金を科すことを規定しており、店内では赤外線による警報装置の取り付けも義務づけられている。
また、購入の際、本人確認できる資料の提示を求める。販売店は購入者の個人情報、購入商品の種類と数を記録し、毎週公安局に報告することも規定されている。
さらに、精神病患者や未成年者への販売を禁止し、違反者は最高5000元の罰金が科せられる。
ほかにも、9月1日から広州省に入る車両に対して、運転手の身分証明書を確認する手続きが取られるという。
上海万博のときも同様な措置が講じられ、「市民の生活に対する妨害」と物議を醸した。
(翻訳編集・高遠)
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