流出した外交文書によると、中国政府は、チェコ上級議員が台湾を訪問すれば、在中チェコ企業に経済報復すると公然と脅していた。
2020/02/20
台湾の次期副総統・頼清德氏は、米国上院外交委員会の議員と4日、連邦議会議事堂で会談した。前日には、中国問題に関する米連邦議会・行政府委員会(CECC)議長を務めるマルコ・ルビオ上院議員とも面会した。頼氏の訪米は、台湾と米国が断交した1979年以降から最も高位の台湾閣僚の訪米となる。
2020/02/05
中国で新型肺炎の感染が急速に拡大しているなか、日本、米国、英国など各国の政府が湖北省武漢市に滞在する自国民の救出を急いでいる。英国とドイツのメディアによると、中国当局は中国人配偶者の出国を認めない方針だ。また、中国当局は、台湾政府の武漢市にいる台湾人の退避要請を承認しないことが明らかになった。
2020/01/30
中国ネットで話題の映像に、農作業をしながら背中に大きなブタを縛り付けている中年女性の動画がある。各地で広がる豚コレラの影響で、豚肉の価格は2倍にまで跳ね上がった。女性は、希少価値の高まった豚の窃盗を心配しているようだ。
2020/01/17
昨年11月にオーストラリアに亡命した中国の元スパイ・王立強氏は台湾野党の大物政治家から脅迫を受けた、と豪紙・シドニー・モーニング・ヘラルドは8日に伝えた。それによると、王氏は昨年12月25日、「自分が中国のスパイだ」などの発言を撤回するようにと脅かされた。撤回しない場合、「中国に送還され、命に危険があるかもしれない」という。
2020/01/11
台湾の総統選投票が1月11日に控えるなか、欧米メディアは中国当局による選挙への影響力拡大や偽情報の拡散に注目した。米上院議員はこのほど、中国当局の影響力に強い懸念を示し、「今後(台湾への)嫌がらせの扉が多く開かれるだけだ」とした。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が8日伝えた。
2020/01/09
台湾は、中華民国という正式名をもつが、ここでは親しみを込めて台湾と呼ばせていただく。対岸にある、共和制でない「共和国」については、紙幅が限られているので論評はせず、便宜上、中国としておく。
2020/01/05
反中国共産党の機運が世界各地で高まる中、中国当局からの圧力に屈しない人が増えている。インターネット上ではこのほど、中国当局を批判する台湾人ユーチューバーの「波特王(ポッタキング)」とトルコ系ドイツ人サッカー選手のメスト・エジル選手が注目されている。
2019/12/23
プラハ市議会は12月12日、台湾首都・台北と姉妹都市とする契約を締結する議案を賛成多数で可決した。
2019/12/16
オーストラリアに亡命した中国共産党の元スパイ王立強氏はこのほど、中国諜報当局が台湾一の超高層ビル台北101に情報拠点を設けており、同氏の上司、香港中国創新投資会社会長の向心氏はビルの9階にオフィスを持っていると語った
2019/12/03
10月にオーストラリアに亡命した中国当局のスパイの王立強氏は23日、豪メディアに対して、香港の上場企業である中国創新投資(China Innovation Investment Limited)が中国軍総参謀部の管理下にあり、同社の向心・最高経営責任者(CEO)と妻の龔青(キョウ セイ)氏は中国共産党の上級スパイだと暴露した。同社の声明によれば、台湾政府は25日、台湾を出国しようとした向心夫婦を身柄拘束した。
2019/11/26
中国共産党のスパイがオーストラリアの政治亡命を求め、中国の機密情報を提供したり、海外メディアに対して、香港と台湾への政治介入や妨害工作を行ってきたと暴露した。
2019/11/25
いまどきの映画館の外にかけられている広告看板はみなデジタル印刷されたものだ。しかし台南のある歴史ある映画館では、今でも職人の手作業による手描きの映画宣伝看板が展示されている。年をとった人はこの手のポスターを見た思い出があるだろう。以前はどこの映画館でも手書きの看板職人が描いていたからだ。しかし今ではそれもなくなり、国外のメディアによれば、台湾においてはこの顔振發さんという職人が最後の一人になってしまったとのことだ。
2019/11/07
香港政府が進めた犯罪容疑者の中国本土への引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の発端となった殺人事件の容疑者の男は、別の罪で服役中だったが、23日釈放された。同事件が起きた台湾の蔡英文政権は22日の記者会見で、男の身柄引き渡しを香港政府に求めたとし、香港に捜査関係者を派遣すると発表した。香港側が23日台湾政府の訴えを拒否した。
2019/10/24
この3年間、台湾と国交関係のある国が7つ減少した。吳釗燮外交部長(外相)は19日、台湾メディアの取材に応じ、台湾と断交した国のほとんどが「後悔している」と述べた。
2019/10/22
チェコ共和国首都プラハ市のズデニェク・フジブ(Zdeněk Hřib)市長は14日、「総統特使」としてチェコを訪ねた台湾外務省の徐斯倹・次官と会談した。双方は、先週プラハ市が中国北京市との姉妹友好都市関係を解消したことについて意見交換した。
2019/10/16
海洋のパワーバランスに関する討論会が10月6 日、横浜で開催された。米国、日本、インド、オーストラリアなど、自由で開かれたインド太平洋構想の価値を共有する国の外交官や軍事専門家は、インド太平洋地域の重要性の高まりと南シナ海の緊張の高まりについて議論した。
2019/10/09
台湾と断交して中国と国交を結んだ南太平洋の島国・ソロモン諸島のソガバレ首相は、中華系企業幹部を含む32人の官民の一団と北京を訪問している。野党代表らは、中国の影響力拡大を危惧している。
2019/10/09
チェコ共和国首都のプラハ市政府は7日、中国北京市との「姉妹都市」関係を解消すると決定した。同市のズデニェク・フジブ(Zdeněk Hřib)市長はこれまで、中国当局に対して、「姉妹都市協定」に記載された「一つの中国」内容を削除するよう求めてきた。中国側に拒否されたため、市政府が決断した。
2019/10/08
台湾内政部(内務省)の入国管理局は10月2日、法輪功を迫害した人物の入境を禁止にしていたことを、立法院(国会に相当)での質門の回答で明らかにした。
2019/10/07
「ママ、僕、来たよ!元気だった?」台湾・宜蘭県の8歳の男の子が、4年前に病気で亡くなった母親との約束を果たすために、生前の母親の写真を持ち苦労を乗り越えて台湾の最高峰・玉山の頂上に立った。それはひとえに「天国のママにもっと近づくため」。この物語は多くのネットユーザーの涙を誘った。
2019/10/06
2020年、台湾総統選が近づくにつれて、北京も選挙結果に影響を与えようとする圧力を強めている。米国防省インド・アジア太平洋担当ランド・スクリバー(Randall Schriver)補佐官は、米国の民主主義的なパートナーである台湾が、独自の地位を維持し選挙が行えるよう措置を講じるとした。
2019/10/03
米国上院多数党院内総務ミッチ・マコーネル議員は、中国建国70周年に合わせて声明を発表した。中国を支配する共産党は10数億人以上の中国の人々の悲劇の根源であり、さらに周辺国への脅威だと述べた。
2019/10/02
台湾高雄市にある国立中山大学のキャンパス内では9月27日、中国本土出身の男女2人が、香港の抗議デモを支持するメモを壁一面に張る「レノン・ウォール」を破壊したことで逮捕された。警察は翌日夜、謝罪文を提出した2人を釈放した。
2019/10/02
香港市民デモが3カ月以上続くなか、台湾では9月29日、各地で香港市民を支持することを表明するデモが開催された。民主活動家で歌手の何韻詩(Denis Ho)さんは、台北でメディアの囲み取材に応対中、何者かにより赤いペンキを掛けられた。香港の成功大学・梁文韜教授は、民主主義の台湾の中で、民主主義を破壊しようとする悪行だと批判した。
2019/09/30
ドイツ国民は今年5月、連邦議会に対する「民主国家の台湾と国交を結ぼう」と求める請願活動を発起した。南太平洋のソロモン諸島政府が台湾との外交関係を断絶すると発表したのを受けて、台湾ではドイツでの同署名活動への注目が集まった。9月18日時点で、1万人以上の市民が同請願書に署名した。
2019/09/20
南太平洋のソロモン諸島政府は16日、台湾との国交を断絶し、中国当局との外交関係を承認すると発表した。同国のメディアによると、この決断に多くの住民が反対し、17日マライタ島で抗議活動が起きた。
2019/09/19
南太平洋の島国・ソロモン諸島政府は、台湾と断交を発表した。米国の専門家は、ソロモン諸島が中国共産党政府と接近することで、太平洋における米同盟国の影響力が下がる可能性があると警告する。
2019/09/17
台湾各地のこだわりのデザイナーズホテルを厳選し、丁寧な取材に基づいて紹介する台湾で人気のウェブサイト『Dear b&b』が2019年9月6日より、同サイトの日本語版(および日本語での問い合わせ対応)をリリースします。
2019/09/13
台湾青年民主協会などの市民団体は、香港の抗議活動を支援するために、29日台北市で集会とデモ行進を実施すると発表した。
2019/09/11