米国務省は5月27日付で、各国のアメリカ大使館に対し、学生ビザの面接予約を一時停止するよう指示した。これは、留学生のソーシャルメディア審査および審査プロセスを強化するための同省の取り組みの一環だ。
米政府がハーバード大学の留学生受け入れ資格を撤回。日本人含む約6800人に転学や滞在資格喪失の影響が広がっている。
ロッキード・マーティン社はトランプ大統領令に従い、DEI政策のさらなる撤廃と実力主義重視の方針強化を発表した。
ケネディ米保健福祉長官がWHOの機能不全を批判し、各国に脱退と新機関設立への協力を呼び掛けた。
ヘグセス米国防長官は中国抑止へ印太重視と最新技術投資を強調。「力による平和」で地域安定と米国利益を守る方針を示した。
米財務長官ベッセント氏は、各国が90日以内にアメリカと貿易協定を結ばなければ関税を元の水準に戻すと警告した。
米商務省は5月13日、ファーウェイ製のAIチップが米国の輸出規制に違反して開発された可能性があるとして、国内企業に対し使用を控えるよう警告。また、バイデン前政権が策定していたAI技術の輸出管理ルールを撤回し、新たな規制の導入が検討されている。
トランプ大統領は5月13日、2期目初の外遊としてサウジアラビアを訪問した。経済協力の拡大を呼びかけるとともに、同国との間で総額6000億ドルに上る対米投資や、過去最大規模の防衛契約を締結。また、シリアへの制裁解除方針を表明。
トランプ政権が導入した新たな関税政策の影響で、アメリカの関税収入が急増している。4月は前年比130%増の163億ドルとなり、単月ベースで過去10年以上で最高額となった。
ラトニック米商務長官は5月11日、全世界を対象とした10%の基礎関税について、「今後もしばらく維持される」との見通しを示した。
トランプ米大統領は、処方薬の価格を大幅に引き下げることを目的とした大統領令に署名する方針を明らかにした。世界で最も安い薬価に合わせて米国の支払いを抑える「最恵国価格ルール」を導入し、特に高齢者向け公的保険制度の医療費負担軽減を図る狙いがある。
米中両国が互いに100%以上の高関税をかけあう異常事態の中で行われた貿易協議が11日、スイス・ジュネーブで終了した。両国の代表は「大きな進展があった」「重要な合意に達した」と述べた。12日に米中共同声明が発表予定。
米中貿易協議の第1回目が10日にジュネーブで開催された。双方から100%を超える関税を課す貿易戦争からの脱出策を交渉する。会合は10時間以上続き、11日も継続される。
ベッセント米財務長官は、対中投資規制の明確化と持続可能なルール作りの重要性を強調し、「信号機」に例えて説明した。
ケネディ米保健福祉長官は、トランプ大統領がウイルスなどの「機能獲得研究」への連邦資金提供を禁止する大統領令に署名したことについて、「公衆衛生と科学政策の歴史的転換点だ」と高く評価した。
アメリカ政府は、ウイルスの感染力や毒性を高める「機能獲得研究(Gain of Function, GOF)」への助成金を停止する。特に中国など「懸念国」で行われているGOF研究への支援を打ち切る。
米英両政府は5月8日、2国間の貿易協定に向けた合意に達したと発表した。
米副大統領ヴァンス氏は、米欧間に隔たりを作る考えを否定し、中国には過剰輸出抑制と内需拡大を促した。
トランプ大統領は「交渉開始を求めたのは中国側」と強調し、関税引き下げ要求にも「応じない」と明言した。
米最高裁はトランプ政権によるトランスジェンダーの軍務禁止令の施行を当面認め、現役兵士の除隊や新規の入隊拒否を実施することになった。
トランプ大統領は、中国共産党との接触を「ニクソンの最悪の決断」と批判し、公正な合意の必要性と高関税方針を強調した。
ICEとフロリダ州が連携し、1週間で1120人の不法移民を逮捕。州・連邦・地方一体の新たな強硬モデルとなった。
トランプ米大統領は5月1日、イランの原油・石油化学製品を購入した国や企業に対し、即時に制裁を科し、米国との全ての商取引を禁じる方針を明言した。中国企業も対象とみられ、対イラン政策の強化が進む。
トランプ大統領は5月1日、国家安全保障補佐官のマイク・ウォルツ氏を国連大使に指名した。後任には国務長官のマルコ・ルビオ氏が就任し、両職を兼務する。ウォルツ氏の処遇をめぐっては報道が相次いでいたが、今回の発表で正式に決着がついた。
トランプ大統領は就任100日で不法移民対策や物価・エネルギー費用の抑制、関税強化など多分野で成果を強調した。
アメリカ国務省は、出産と子供の国籍取得を主な目的としてアメリカに渡航する個人への観光ビザ発給を拒否すると発表した。
トランプ米大統領が、自動車メーカーへの一部関税免除を検討していることが分かった。業界からの強い反発を受け、供給網や消費者コストへの影響を軽減するための措置とみられる。
トランプ大統領は、米中貿易交渉で合意がなければ独自の協定策定も辞さないと表明。関税は合意成立でもゼロにはしない方針を示した。
テスラは2025年第1四半期、純利益が前年同期比で71%減少し、売上高も約10%減少したと発表。イーロン・マスクCEOは、政府関連業務を大幅に縮小し、テスラ事業に専念する方針を表明。
トランプ大統領は22日、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を解任する意向はないと明言した。一方で、金利を引き下げるよう引き続き圧力をかける姿勢も示した。