最近、中国広東省や山東省の公安局が組織の統廃合を進めており、派出所(警察署)の数を減らしている。専門家は、地方政府財政の厳しい状況の中、中共政権は安定維持のための「手先」となっていたこれらの下部組織の削減を余儀なくされると分析している。こうした人々が新たな反体制勢力となる可能性は高い。
中国がデフレーションに直面し「双11」(11月11日のショッピングフェスティバル)が寂しく閉幕した。このフェスティバルは消費者の信頼を測る重要なバロメーターとされているが、専門家たちは、中国国民の将来に対する見通しが非常に悲観的であると指摘している。
米国在住の政治学者で、中国民主党全国委員会の主席である王軍濤氏は、中国共産党内で新たな内部対立が始まっており、それは一方で李克強氏の支持者たちに対する粛清、他方では習近平派内の対立として展開しており、多数の犠牲者が出ると予測している。
中国の地方財政難が深刻化している中、公務員の給与カットのニュースが絶えず報道されている。しかし、今年の公務員試験採用規模3万9600人、前年より2500人増え、約6.7%上昇している。
中国共産党の建国記念日である10月1日に、機関紙は習近平氏が「躺平(寝そべり)を防止」するという発言を公開した。専門家は、習氏のこの発言は内部の混乱に対応するものだが、実際の問題解決には体制の根本的変革が必要と指摘している。
中国の李尚福国防相の公式動静が途絶えた後、複数の情報筋に基づき、李尚福氏の逮捕およびその他軍の装備分野を担う高官8名の拘束が明らかになった。中国人民解放軍内部は不安定な状態が続いており、習近平国家主席との間に亀裂が生じている。
北京の多くの大学が、特に国防科学技術の専門学生を対象に、ネット規制の宣伝を強化し、学生が自ら「壁越え行為申告用紙」に記入するように求めた。その厳しさはこれまでにないものだという。
最近、中国軍の中で混乱が生じている。エポックタイムズは複数の情報源から、中国国防相・李尚福氏が逮捕され、装備システムの上層部8人を告発されたとの情報を入手した。
7月末に中国で発生した大洪水とダムの放水により、首都・北京を防衛する精鋭戦車部隊や空軍部隊の基地も水浸しとなった。情報筋によると、重装備が台無しになり、精鋭部隊の損失を知った習近平氏は激怒したという。
中国共産党(中共)が最近公開した経済データは不振だった。その結果、人民元が大きく下落した。8月9日には、オンショアの人民元対米ドルの為替レートが7.1989まで下落した。
リトアニアは台湾問題で中国共産党(中共)を拒否して未曽有の弾圧を受けている。しかし数日前、リトアニアの国会議員は同国が「圧力に耐えただけでなく勝利して、他国に模範を示した」と述べた。専門家らは、中共と距離を置くことが自由民主国のコンセンサスであると考えている。
中国東部の山東省では6日未明、マグニチュード5.5の地震が発生し、21人が負傷した。震源の深さは10kmで、余震は59回に上った。北京市や天津市でも揺れが感じられるなど、影響は広範囲に及んでいる。
中国人作家の李勉映さんは法輪功の創始者である李洪志氏の文章を読み、「道徳心を呼び覚ますもの」であると感嘆した。