パム・ボンディ米司法長官は27日、連邦捜査局(FBI)がジェフリー・エプスタインに関する文書を隠ぺいしていたことが発覚したと発表した。
「提供された文書が本当にすべてなのかと繰り返し質問して、FBIからはこれがすべてだと繰り返し言われた。しかし、昨日遅く私は情報筋からニューヨークのFBI支局がエプスタインの捜査と起訴に関連する数千ページの文書を所有していることを知った」
「私が再三の要請にもかかわらず、FBIはこれらの文書の存在を開示しなかった。 昨日、あなたと話したとき、あなたも私と同じように驚いていましたね」
ボンディ司法長官は、FBIは28日午前8時までにエプスタインに関するすべての文書を自身に提出しなければならないと求めた。
またボンディ司法長官は、FBIへの命令がなぜ守られなかったのか、直ちに調査を開始するようパテル氏に指示した。
「あなたは14日以内に、調査結果と人事処分案の包括的な報告書を私に提出することになる」と書いた。「この重要な問題に早急に取り組むことに感謝する」
指名公聴会で、エプスタインに関する事件を調査するよう捜査当局に指示するかどうか尋ねられたパテル氏は、「指示する」と答え、「私はFBI長官として承認されれば、アメリカ国民に過去に起きたことの重みを完全に知ってもらうために全力を尽くす」と述べた。
ジェフリー・エプスタインは2008年、未成年者を売春目的で調達した罪で有罪判決を受けた。その後、2019年に性売買容疑で裁判を待つ中、ニューヨークの拘置所で遺体で発見された。 当局は自殺と断定している。
しかし、エプスタインの共謀者とされる人物の中には、依然名前が明かされていない者もおり、関連情報とともに身元を公表するよう求める声が高まっている。
こうした中、アナ・パウリナ・ルナ議員は情報の全面開示を強く主張している議員の一人だ。
ルナ議員は27日、SNS「X(旧Twitter)」で「アメリカ国民は100パーセントの透明性を手に入れるべきであり、私たちはそれを求め続ける」と投稿している。
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