EndCCP署名100万筆突破を祝う集会 議員が応援演説=オランダ

2021/07/06
更新: 2021/07/06

米ニューヨークを拠点とする非政府組織(NGO)「全世界脱党支援センター」のオランダ支部は、中国共産党結党100年に当たる1日、ハーグの国会議事堂前で「End CCP(邪悪な中国共産党を終わらせよう)」運動の署名が全世界で100万筆を突破したことを祝う集会を開催した。

同日正午、オランダの保守系政党「民主​主義フォーラム(FvD)」のティエリー・ボーデ(Thierry Baudet)党首は集会現場を訪れ、署名と応援演説を行なった。

ボーデ氏は演説の中で、「中国共産党は国を動かし、少数民族に対するジェノサイドを行っている。この政権は、何千万人もの命を奪ってきた、この地球上に存在する最強の反人類勢力である」と批判した。

また、ヨーロッパにおける中国共産党の脅威について、「中国共産党は今、世界の覇権を握ろうとしている。彼らは国内で凄惨な大虐殺を行いながら、様々な方法でヨーロッパに自分のイデオロギーを浸透させようとしている」と述べた。

最後に中国人に対し、「中国共産党の価値観ではなく、普遍的な価値観のために手をつなぎ、希望と強さを維持しよう」と呼びかけた。

オランダの首都アムステルダムのダム広場で、「End CCP(中国共産党を打倒する)」の署名運動に署名する観光客たち=2021年7月3日(Han De / The Epoch Times)

署名運動を運営する女性ボランティアは、大紀元のインタビューに、「中国共産党は、中国を支配してきた72年間に、8000万人以上を殺してきた。今では、中共ウイルス(新型コロナウイルス)を通じて世界に災いをもたらしている。中国共産党は本当の悪魔だ。真の世界平和は、全世界が一致団結して中国共産党を打倒して初めて達成される」と述べた。

また、昨年7月に署名活動に参加して以来、1万人以上の署名を集めた。署名を集める過程で、多くの市民から支持と支援を受けたことに感謝しているという。

2020年以降、中国共産党は情報を隠蔽していたため、中共ウイルスが中国武漢から世界各地に広がってしまった。全世界脱党支援センターは、中国共産党の邪悪な本質を世界中の人々に理解してもらうため、同年6月にオンライン署名サイトEndCCP.com)を立ち上げ、「End CCP(邪悪な中国共産党を終わらせよう)」という署名運動を開始した。

先月5日に署名数が100万人を突破。5日時点では、署名数は110万を超えた。このうち、オランダでは12万人以上の署名が集まった。

(翻訳編集・王君宜)

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