昨年2月21日午後8時過ぎ、山東省済南市のビルの壁面に「共産党を倒せ、習近平を倒せ」と書かれた電子横断幕が投影された。
昨年10月13日、北京市内の陸橋「四通橋」の上に、習近平政権を真っ向から批判した横断幕が掲げられた。この「四通橋事件」から、まもなく1周年になる。
6月3日夜、北京の国家体育場近くの塔に若い女性が一人で登り、民主と自由を求めて声を上げた。中共の圧政に反抗の声を上げる市民が、出始めている。
6月4日が近づくにつれ、中国国内では、過剰ともいえる厳戒態勢が敷かれている。「習」「近」「平」の文字までも符号「*」に置き換えられていた。