[ロンドン/ワシントン 3日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は3日、中国指導部は台湾に対する行動を慎重に考えるべきとし、中国が台湾海峡で危機を引き起こした場合、「恐ろしい結果」を招くと警告した。 ロイターネクストの会議で、中国が台湾に侵攻するのではないかとの質問に対し「そうなれば悲惨な判断になる」と応じた上で、台湾が自衛手段を持つことに「断固としてコミットする」米政府の姿勢を改めて示した。
スペイン拠点の人権団体セーフガード・ディフェンダーズは、2016年から2019年の間に600人以上の台湾人が世界各地から中国本土に送還されていたとする報告書を11月30日に発表した。中国共産党政権が強制送還などを通じて台
オースティン米国防長官は4日、活発化する中国軍機による台湾の防空識別圏(ADIZ)への侵入について、将来の台湾侵攻に向けた「予行演習」のようだと警戒感を示した。
ブリンケン米国務長官は3日、もし中国が台湾に軍事侵攻するなら「多くの人にとって恐ろしい結果になる」と述べ、緊張の高まる台湾海峡で「危機を起こさないように」と中国共産党指導部を強く牽制した。
香港政府は2日、中共ウイルス(新型コロナウイルス)関連の個人情報を記録する中国共産党式「健康コード」の運用を10日から開始すると発表した。現在の21日隔離措置を免除し、隔離なし往来の再開をめざすとしている。人権弁護士など
6月に廃刊になった香港紙・リンゴ日報(蘋果日報)の社員と創業者らに、今年の「自由のための金ペン賞」が授与された。
2021/12/03
安倍晋三元首相は1日、中国が軍事的な冒険を続ければ「経済的自殺への道」を歩むことになると警告し、中国共産党指導部が「判断を見誤まらないように」日本は確固たる意志を示すべきだと訴えた。成熟した民主主義と普遍的価値を有する台
中国が台湾に対する軍事的圧力と脅威を高める中、複数の国の政府と専門家による水面下の協力で、2025年に台湾独自生産の初の最新鋭ディーゼル電気潜水艦が誕生する予定。
2021/12/02
香港で今月に始まったディズニー公式動画配信サービス「Disney+」は、米国の人気アニメシリーズ「ザ・シンプソンズ」から天安門事件に触れたエピソードが配信されていない。このエピソードは、シンプソンズ一家は天安門広場を訪れ
台湾外交部は29日、米議会議員代表団による25日から26日までの台湾訪問の詳細を発表した。議員5人を含む17人の訪問団は米連邦議会議員による台湾訪問としては今月2度目。これらの議員は台湾側と台米の安全保障及び経済分野での
台湾の蔡英文総統は29日、台北の総統府でバルト3国の議員団と会談した。武力侵攻をちらつかせる中国共産党などを念頭に、権威主義の拡張と偽情報の脅威に対抗すべく連携を強化し、自由と民主主義を守るよう呼びかけた。
[台北 29日 ロイター] - 台湾の邱国正・国防部長(国防相)は29日、中国の軍用機27機が前日、防空識別圏に侵入し、台湾空軍の戦闘機がスクランブル発進したことについて、台湾軍を疲弊させることが中国の狙いだが、台湾は対抗できると表明した。 立法院(議会)で記者団に「相手の狙いは(台湾軍を)じわじわと疲弊させ、自らの力を誇示することだ。相手には力があるかもしれないが、台湾軍は対抗措置があることを示
[キャンベラ 26日 ロイター] - ソロモン諸島のソガバレ首相は26日、政府への抗議デモが激化している事態について、諸外国が事態を悪化させていると述べた。 首相は24日、焼き討ちや略奪の拡大を受けて首都ホニアラに36時間の外出禁止令を出した。 多くの抗議者の出身地で最大の人口を抱えるマライタ州では、2019年に台湾と断行して中国と正式な外交関係を結んだ国の決定に抗議した際、政府に無視されたと感
欧米諸国の議員団が相次いで台湾を訪問し、より緊密な関係を構築している。11月9日の米国議員団の訪問に続き、26日には米下院超党派の議員団が台北の空港に到着した。台湾国防部を訪問するほか、蔡英文総統との面会も予定している。
安倍晋三元首相が12月1日、台湾のシンクタンクが主催するフォーラムにオンライン形式で参加し、日台関係について講演する。
2021/11/26
米国務省は25日、12月9日から10日にかけて開催される「民主主義サミット」に台湾や日本など111の国と地域を招待することと明らかにした。招待されなかった中国は台湾の参加に反発を示したが、専門家は米国の判断を「当然のこと
[台北 23日 ロイター] - 台湾経済部(省に相当)の王美花部長(大臣に相当)が23日、米国との経済対話の第2回会合で、半導体不足や中国の経済的な「威圧」への対応について話し合ったことを明らかにした。米国と台湾の経済対話は昨年始まった。 米国のバイデン大統領は先週、中国の習近平国家主席とオンライン方式で会談した。習氏は首脳会談後、米国内の台湾独立支持者は「火遊びをしている」と警告した。 中国は
中国当局はこのほど、環境保護などに関して違反行為があるとして、台湾の複合企業、遠東集団(ファー・イースタン・グループ)傘下の中国現地会社に対して8862万元(約16億円)の罰金を科した。
2021/11/24
中国外務省は21日、リトアニアとの外交関係を格下げしたと発表した。リトアニアに台湾の事実上の大使館「台湾代表処」が設置されたことを受けた対抗措置だとしている。
台湾の大陸委員会の世論調査で、回答者の8割以上が台中関係の「広義の現状維持」を支持していることが分かった。
2021/11/19
台湾の空軍は18日、主力戦闘機「F16」の半数が最新型への改修を終え、部隊配備されたことを明らかにした。同日行われた運用部隊の発足式には蔡英文総統が出席し、戦闘機の改修は米台友好の証であると述べた。中国共産党による軍事的
台湾外交部は15日、9日から11日まで米議会議員代表団の台湾訪問についての詳細を発表した。今回の訪問団はコロナ禍以来、米連邦議会の最大規模の議員訪問団となっている。
中国の脅威に直面している台湾に対して日本は一貫して支援を表明している。公文書や政府声明による日本政府の支援文言には軍事的に台湾を防衛するという誓約は含まれていないが、日本の立場は従来よりも具体的かつ頻繁に表明されている。
台湾の蔡英文総統は13日、台湾と外交関係を持つホンジュラスのエルナンデス大統領と台湾で会談した。双方は、今後も国際社会で助け合い、友好関係を続けていくと強調。ホンジュラスに台湾との断交圧力を強める中国に、対抗姿勢を示した
日本と台湾の地方議員による「日台交流サミット」が12日、神戸市内で開催され、国際機関への台湾の加盟を支持する内容等を盛り込んだ「神戸宣言」が採択された。中国大使館から開催中止を求める圧力があったにもかかわらず、会場には過
台湾を訪問していた米上下両院の議員団が11日夜、民間航空機を使って台湾を離れた。中央社が報じた。一行は滞在中、蔡英文総統と面会し、国防部や台湾積体電路製造(TSMC)本社を訪れたという。
台湾の国防部は9日、最新の国防報告書を発表した。中国共産党による台湾の安全保障への脅威が増大していると指摘し、情報戦など武力攻撃でない「グレーゾーン作戦」からもたらされる脅威について警鐘を鳴らした。
[ワシントン 10日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は10日、中国が軍事力を利用して台湾の現状を変えようとした場合、米国は同盟国と共に対応すると述べた。ただ具体的にどのように対応するかは明らかにしなかった。 ブリンケン長官は米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が主催するフォーラムで、中国が台湾を攻撃したら米国は台湾を防衛するために介入するかとの質問に対し、米国の国内法の下で米国が果たすべき
山西省恒山にある懸空寺は、その名の通り「空に懸る寺」です。断崖絶壁の中腹に、1500年の風雪に耐えて今日に至っています。
2021/11/10
台湾メディアのTVBSによると、9日18時ごろ、複数の米上・下院議員を乗せた米海軍輸送機C-40Aが台北松山空軍基地に到着した。台湾外交部は、米国在台湾協会(AIT、駐台米国大使館に相当)が米議員団のスケジュールを調整し