中国の報道によると7月21日夜、移植用臓器を載せた飛行機が成都から無錫へ向かった。手術は成功。しかし、この「美談」の陰には臓器収奪の疑いがある。
中国当局は今年上半期、582人の「海外逃亡した犯罪者」を捕らえたという。この動きについて「中国が、海外警察を使っている証拠だ」とする声も上がっている。
河北省の省委員会書記である倪岳峰氏が8月3日、水没による被災の激しかった涿州市へようやく視察に訪れた。市民からは「今まで何してた?」と非難の声が上がった。
このごろ中国各地では、地面から熱水が噴き出したり、虫の大群が地中から這い出して移動するなど、異常な現象が見られている。大地震の予兆か、との懸念が広がっている。
河北省涿州市をはじめ、水害の被災地では、被災民が「これは人災だ!」として地元政府に抗議する活動が続いている。警察が鎮圧にあたり、逮捕者も出ている。
先日、北京を襲った洪水は、各所に甚大な被害をもたらした。ところが、被害のひどかった北京市房山区にあって、この「龍王廟」だけが奇跡的に無傷だった。
英ロンドンにある「落書きの壁」に、中国政府の宣伝する「社会主義価値観」が上書きされた。そのアートに「付け足し」がなされ、さらに注目を浴びている。
河北省涿州市で撮影されたとする複数のプロパガンダ動画が、ネット上に流れている。涿州から「撤収」する民間の救援隊を熱烈に見送る映像も、その一つである。
被災地・涿州市において「市長はどこへ行った?」とネット上で呼びかける運動が起きている。役に立たず、不正ばかりはたらく中国の役人へ向けられた皮肉である。
このほど「河南省審計庁」が公開した報告書によると、2年前の河南洪水の後、現地政府が獲得した復興資金のうち「不透明な支出」の総計が2000億円ちかくに上った。
中国各地から河北省の現地政府へ寄付された救援物資が、被災民の手に届いていない。「政府関係者によって転売される」という懸念の声が上がっている。
河北省保定市に位置する淶水県。現地当局は3日「我が県内の死者はゼロ」と発表した。しかし、ある村民は「村には大量の腐乱死体がある」と証言している。
中国当局は、真実の被災状況に関する報道を封鎖する一方、官製メディアを総動員して、政府の災害救助における「輝かしい功績」を強調して宣伝している。
オランダに亡命した中国反体制活動家・高志氏の妻と娘が、タイで現地警察によって拘束された。海外活動家への圧迫をねらう中国政府の策謀とみられる。
記録的な豪雨に見舞われた中国北部ではダム放水による二次災害が広がっている。政府系メディアが報道で放水ではなく「冠水」と表現したことに被災した民衆らが反発、「歪曲報道」であるとの声が上がっている。
河北省涿州市が水に浸かって4日目となる。地元政府の指示により、民間の救助隊は被災地からの撤退を余儀なくされた。被害の実状を隠蔽するためとみられる。
このほど、中国からラオスへ出国した人権派弁護士の盧思位氏が、中国当局を背景とするラオス警察によって「越境逮捕」されたことがわかった。
中国では昨今の景気低迷に伴い、国民の消費スタイルも変化している。その影響で、今年上半期だけでも47万社余りの飲食関連企業が法人登記を取り消した。
中国医療界の腐敗は根強く、病院から個々の医師まで、収賄が慣習化している。「悪魔医者」と呼ばれる医師もいる一方、暴露されるのは「氷山の一角」に過ぎない。
この度の中国北部を襲った水害について、官製メディアはほとんど報じていない。パンダの誕生日を伝えるニュースに、ネット民は「まるで別世界だ」と呆れている。
米国に密入国した華人(中国系住民)が中心となり、華人同胞に呼び掛けて「中国人は台湾侵攻に反対する(中國人反對侵台)」と題する署名運動を開始した。
北京や河北省に甚大な被害をもたらした豪雨と水害。現地当局が情報統制のため携帯の電波を遮断するなか、北京の現地ボランティアが「数百の遺体発見」と伝えた。
湖南省常徳市の副市長である龐波氏が、川に飛び込み自殺をしたとして話題になっている。腐敗撲滅運動のなか、龐波氏の自宅から「1億元が見つかった」という。
8月2日未明、洪水の危険が迫り、避難勧告を受けた河北省保定市の住民は大脱出を敢行した。ところが高速料金所は、なんと通常通りの料金徴収。大渋滞が発生した。
7月31日早朝6時ごろ、福州市内の飲食店で大きな爆発が起きた。ガス爆発とみられる。ネット上には、中国各地で頻発するガス爆発事故の多さに疑問を抱く声もある。
北京・天津・河北省を襲った洪水の被害は甚大なものとなった。7月31日からのダム放水は、北京の代わりに、河北省の一部地域を「犠牲」にするかたちになった。
チチハル体育館崩落事故の犠牲者を追悼するため、全国の市民から花束や飲み物などの追悼品が大量に送られてきた。その追悼品が7月30日、当局によって全て撤去された。
7月29日夜、北京の空に巨大な「光の塊」が現れた。雲に隠れたその光の塊は、紫、青、緑などと絶えず色を変えている。「中共終焉の兆しか?」とも噂されている。
7月29日から31日にかけて、台風から派生した温帯低気圧の影響で、北京市・天津市・河北省の各地域では記録的豪雨となり、各地で大規模な洪水が発生した。
チチハルの体育館崩落事故で、犠牲となった中学生を追悼する民意は中国全土に広がった。それは同時に、当局に対する民衆の怒りを内包する「火薬庫」にもなっている。