米民主党員の58%が「社会主義」に好意的 民主上院議員「完全に狂っている」と批判

2026/08/17
更新: 2026/08/17

米民主党のジョン・フェッターマン上院議員氏は16日、最新の世論調査で、民主党支持者の半数以上が資本主義より社会主義を好意的に評価していることについて、「完全に狂っている」と批判した。

穏健派とされるフェッターマン氏は16日、Xで世論調査結果を報じた記事を転載し、「民主党は社会主義政党になりつつある」と警告した。

米CBSニュースと英調査会社ユーガブが実施した調査によると、社会主義について民主党支持者の58%が好意的に評価し、18%が否定的、24%が回答を避けた。一方、資本主義については好意的な回答が32%にとどまり、50%が否定的、18%が無回答だった。

調査は12〜14日に米国の成人2287人を対象に実施された。

フェッターマン氏は「私は誇りを持った自由市場資本主義者だ」と強調。その上で、社会主義への支持が資本主義を上回った調査結果について「完全に狂っている」と苦言を呈した。

同氏の発言に先立ち、ニューヨーク州やミシガン州、コロラド州、ロサンゼルスなどでは最近の選挙で、民主社会主義者や進歩派の候補が民主党主流派を相次いで破っている。フェッターマン氏はかねて、民主社会主義の勢力拡大に批判的な姿勢を示してきた。

6月下旬にも米FOXニュースのインタビューで、民主社会主義を掲げる一部候補の主張を「ばかげている」と批判。「移民・関税執行局(ICE)の廃止」「警察の廃止」「国境の廃止」などを掲げる政策は受け入れられないと訴えた。

フェッターマン氏は上院で共和党議員と同じ投票行動を取ることも多く、共和党やトランプ大統領の一部政策を支持している。上院共和党トップのジョン・スーン院内総務は先月、フェッターマン氏が民主党を離党するなら「共和党は大歓迎する」と述べた。ただ、フェッターマン氏自身は現在も民主党員だと明言している。

李馨