中国 急成長の裏で

中国コスメの成功例「ブランクミー」に暗雲 運営会社が破産危機

2026/05/30
更新: 2026/05/30

中国で一時、大きな人気を集めた国産コスメブランド「ブランクミー(blank me)」が経営危機に陥っている。

中国メディアによると、ブランクミーは運営会社が取引先から「返済能力を失った可能性がある」として裁判所に破産を申し立てられた。

ブランクミーはファンデーションやクッションファンデなどのベースメイク商品で急成長したブランドだ。2022年には中国の大手通販サイト「天猫(Tmall)」でベースメイク部門の売上首位を獲得し、中国コスメブームを代表する存在として注目を集めた。

しかしその後、運営会社は広告会社や製造工場、資材会社などとの未払いトラブルが相次ぎ、裁判所から高額消費を制限される措置も受けていた。

近年は公式SNSの更新やライブ配信も止まり、ブランドの勢いに陰りが見えていた。

現在も通販サイトなどの公式ショップは営業を続けているが、公式ショップのカスタマーサポートは中国メディアに対し、「破産申請に関する連絡は受けていない」と説明した。

中国コスメ界の勝ち組として注目を集めた企業が、わずか数年で破産申し立てを受ける立場となった。急成長の裏で何が起きていたのか、関心が集まっている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!