米英、イエメンのフーシ派拠点を攻撃=米当局者

2024/01/12
更新: 2024/01/12

[ワシントン 11日 ロイター] – 米国と英国は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に関連する標的を攻撃した。複数の米当局者が11日、ロイターに述べた。

フーシ派拠点への攻撃は、同組織が昨年終盤に紅海で船舶への攻撃を開始して以降初めて。

フーシ派関係者は首都サヌアのほかサーダ、ザマール、ホデイダ州など各地で「急襲」があったとし、「米・シオニスト・英」による攻撃だと述べた。

米当局者の1人は、航空機、艦船、潜水艦から攻撃を実施したと述べた。10カ所以上が標的になり、単に象徴的な攻撃ではないとした。

複数の当局者によると、オーストラリア、カナダ、バーレーン、オランダが作戦を支援した。

目撃者がロイターに語ったところによると、サヌア空港に隣接する軍事基地やタイズ空港近くの軍事拠点、ホデイダにあるフーシ派海上部隊基地、ハッジャ州の軍事拠点などが標的になった。

米国防総省はコメントを控えた。

フーシ派指導者は先に、米国の攻撃を受ければ反撃すると述べていた。

Reuters
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