[モスクワ 21日 ロイター] – ロシアのベルシーニン外務次官は21日、ウクライナが黒海の穀物輸出回廊を利用してロシアの国益に対する「テロ攻撃」を仕掛けていると非難した。
ベルシーニン氏は、ロシアによる黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)の履行停止について説明。ロシアの農産物と肥料の輸出促進を確約した覚書が無視されたと主張した。
また、具体的な証拠は示さなかったものの、ウクライナが軍事目的で回廊を利用したと指摘。回廊がロシア南部とクリミアを結ぶ橋などでの「テロ攻撃」に使われたとした。
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