衆議院解散、31日総選挙「大変厳粛な気持ち」=岸田首相

2021/10/14
更新: 2021/10/14

14日午後1時すぎ、岸田文雄首相は衆議院解散した。それに伴う衆議院選挙は19日に公示され、31日に投開票が行われる。

解散の判断は14日午前の臨時閣議で決定した。4日の内閣発足から10日しか経っておらず、戦後最短を記録した。岸田総理は今夜にも記者会見を行う予定。

14日午前、岸田文雄総理大臣は官邸で記者団に対し、「これから国民の皆様のご判断をいただく。大変厳粛な気持ちで今日を迎えている」と述べた。

さらに、「就任してから11日。11日間、新しい内閣が何をするのかを説明してきた。これからも選挙を通じて我々が何を目指しているのか訴えていきたい」と強調した。

衆議院選挙では、定数465議席を各党が争う。うち小選挙区は289議席で、比例選挙区は176議席。与党の自由民主党と公明党の解散前の議席は305議席(うち自民党276議席、公明党29議席)となっている。なお、過半数は233議席。

(王文亮)