中国共産党(中共)の習近平党首は9月12日、BRICS首脳会議に出席するため、インドのニューデリーを訪問した。これに合わせ、チベット人らによる抗議行動が行われ、一部の参加者は習近平の車列を追いながらスローガンを叫んだ。
習近平が12日にニューデリーへ到着する前、中共側は紅旗N701の専用車2台を現地に輸送していた。黒いカバーで厳重に覆われた車両が市内を走行する様子を、市民が撮影している。
12日夜、習近平の車列がニューデリー市内を走行中、多数のチベット人がチベット旗を掲げて車列を追った。参加者らは「チベットに自由を」「習近平を打倒せよ」「中国はチベットから出て行け」「チベットは必ず勝利する」などと叫び、警戒線を越えようとしたという。抗議の様子を収めた映像は、SNSで広く拡散している。
チベット情勢を扱うニュースサイト「Phayul」によると、12日午後9時45分ごろ、チベット青年会議(TYC)の少なくとも15支部から集まったメンバーが、会場のバーラト・マンダパム近くにあるバイロン・マルグで抗議活動を行った。デリー警察は同日夜、チベット人活動家少なくとも64人を拘束した。参加者らは会場に近づこうとしたが、警察が阻止した。
これに先立ち、チベット関連メディアは9月11日、数百人のチベット人がニューデリーで、習近平のインド訪問に抗議するデモ行進を行ったと報じた。参加者らは、中国政府がチベットで進めていると批判する同化政策について、国際社会の関心を促した。
抗議行動はチベット青年会議が主催した。参加者らは、中国の「民族団結進歩促進法」の撤回なども求めた。
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