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社会問題 前を走る車に踏みつけられて「飛んできた」のはマンホール蓋だった

恐怖 飛んできたマンホール蓋が車のフロントガラスに突き刺さる=中国遼寧省

2025/04/09
更新: 2025/04/09

中国のインフラは「おから工事(粗悪な手抜き工事)」が常態化している。

見た目だけ整え、コスト削減を優先するおから工事が生み出す道路や橋、建物は多くの品質問題を抱え、いつ崩壊するかわからない「爆弾」のようなものだ。

おから工事が生み出す事故は中国人であれば、もはや見慣れたものと驚きもしなくなったが、ついにマンホール蓋まで「飛ぶ凶器」と化すという想定外の事態に市民は息をのむばかり。

 

飛ぶマンホール蓋

3月27日午前、中国遼寧省瀋陽市で走行中の車が突然、飛来したマンホール蓋の直撃を喰らった。

マンホール蓋が飛んできた「原因」は前を走行していた車の車輪がマンホール蓋を踏みつけたからだ。蓋は勢いよく弾き飛ばされ、後方の車のフロントガラスに激突したというわけだ。

写真にある通り、蓋は車内にめり込んでおり、車は見るも無残な姿になった。まさしく「飛ぶ凶器」である。幸い運転手に大きなケガはなかったが、一歩間違えれば大惨事になっていただろう。

この信じられない「事件」をめぐり、SNSでは「マンホール蓋が飛ぶなんてあり得ない」「こんなのが人に当たったらどうなる?」といった驚きと怒りの声のほか、「手抜き工事と管理不備の結果だ」と批判も殺到した。

現地当局は事故後、蓋の修繕作業を行ったという。

 



マンホール蓋は「鉄筋ではなく竹」 ここまで「おから工事」だったとは=中国 重慶

コンクリート製のマンホール蓋のなかから露出した素材に、人々は仰天した。なんと鉄筋の代わりに「竹」が使用されていたのだ。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!