11日夜、中国・天津市にある空港「天津浜海国際空港」で「未知」の突発事故が発生し、大幅な遅延や欠航が発生し、3千人以上の乗客に影響が出た。

その日の夜8時頃から、中国のSNSには「天津の空で撮影したという、UFOと思われる謎の未確認飛行物体」の動画が現地ユーザーによって相次いで投稿されており、「空港の突発事故の原因はこれではないか」と疑う声も根強い。

（天津の空で撮影されたUFOと思われる謎の未確認飛行物体、2024年9月11日撮影）

（天津の空で撮影されたUFOと思われる謎の未確認飛行物体、2024年9月11日撮影）

（天津の空で撮影されたUFOと思われる謎の未確認飛行物体、2024年9月12日撮影）

関連トピックスは一度中国SNSにトレンド入りするも、まもなく削除された。空港側も最初に出した「告知」を撤回して、一部詳細情報を削除して再度簡潔な「告知」を出した。

こうした「怪しい動き」はSNSで話題になり、空港で起きた未知の突発事故がいったい何であるか、議論が巻き起こった。

「普通のドローンは空港に入れないし、空港周辺では飛べないぞ」

「ドローンのせいにしているけど、本当は絶対違う」
 

思いも寄らない被害を受けた搭乗客らはこの「不運な体験」についてSNSに相次いでシェアしており、「空港で何時間も待たされている！　何の説明もない！」「空港の管理はずさんだ、どうすればいいのか聞こうにも聞く人もいない」といった罵声も溢れている。

なかには、「110番通報したけど、公安の言い分と空港の主張は全く違う」というユーザーもいた。

空港によると、この日、（当日23時時点）29便が遅延、8便が欠航、32便が代替着陸を余儀なくされた。

今となっても天津空港に大幅な遅延や欠航をもたらしたのが「事故なのか、事件なのか？」それとも「UFO出現したせいなのか」本当の理由は不明のままだ。
 

（「突発状況」を受けて空港で立ち往生する搭乗客たち）