[米大統領専用機上/ワシントン 25日 ロイター] – 米ホワイトハウスは25日、バイデン大統領が岸田文雄首相を4月10日に国賓待遇で迎えると発表した。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官によると、バイデン氏と岸田氏はインド太平洋の安全保障改善に向けた「政治、安全保障、経済、人的つながりを強化する取り組み」について話し合うという。
これに先立ち、山田重雄駐米大使はシンクタンク、ウィルソン・センター主催のイベントで「2024年は日米関係にとって極めて重要な年になる」とし、岸田首相が早期に米国を公式訪問すると明らかにしていた。
岸田首相は昨年11月、24年早期の国賓待遇での公式訪問について、バイデン大統領から招待を受けたと明かしていた。
バイデン氏は今秋の大統領選で共和党のトランプ前大統領と対決する可能性が高い。
ファイナー米大統領副補佐官(国家安全保障担当)はシンクタンク、アジア・ソサエティーのイベントで「米国の同盟ネットワークは米国益のために力を増強させるものだ。最も近い競争相手の中で米国が持つ独自の強みであり、負担ではない」と述べ、バイデン政権はトランプ氏と見解が非常に異なると強調した。
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