2011年3大事件に中国の脱党運動=ロシア大統領元顧問

2012/01/07
更新: 2012/01/07

【大紀元日本1月7日】ロシア大統領の元経済顧問アンドレイ・イラリオノフ氏は1日、モスクワ・エコーラジオ局番組「人を騙さない」のゲストとして出演し、2011年における世界の重大事件を挙げた。その中の1つは中国人の共産党からの脱党であると主張した。

ロシアで経済研究所の所長を務めるイラリオノフ氏は2003年より、毎年同所で情報分析を纏めて、同様な年度研究報告を発表している。

同氏によると、2011年に3つの重大事件が発生したという。「アラブの春」とヨーロッパ金融危機と並んで氏が挙げたのは、中国の脱党運動である。

同氏は、現在すでに1億人以上の中国人が中国共産党(関連組織を含む)を脱退していると指摘し、この運動の規模、重要性、「解放性」からみれば、2011年世界で最も重要な出来事の1つだと分析した。

2004年に本紙中国語版が発表した『九評共産党』は、中国民衆が中国共産党及びそれに属する2つの関連組織(少先隊と青年団)を脱退することを呼びかけた。それから7年間、昨年8月の時点ですでに1億人が書面またはインターネットを通じてそれらを脱退することを表明している。

 (翻訳編集・余靜)