【大紀元日本6月5日】中国における法輪功への迫害停止を求める世界100万人署名活動について、「法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)」はこのほど、世界五大陸104カ国・地区、延べ64万人がこの活動に賛同し署名したことを明らかにした。
CIPFGは今年初めに香港で今回の国際的人権署名活動を発表した。現在では20ヶ国語の署名用紙が「人権聖火リレー」のホームページからダウンロードできる。今回の署名活動の目的は、中国共産党(中共)が中国大陸において1億人以上の法輪功学習者に対する弾圧迫害の停止を求めるにあたり、世界中の人々の支持を得ることである。署名書に、署名者がその国の政府、議会、国家オリンピック委員会および人権団体に対して、理性的、平和的、民主的な方式を用い、中共へ2008年五輪開催前に法輪功への迫害を直ちに止めることを求めている。
*国内外における中共の人権侵害停止を呼びかける
米国ニューヨーク・フラッシングで中国共産党からの脱退を支援するボランティア・スタッフに対する嫌がらせ行為について、駐ニューヨーク中国総領事・彭克玉氏がそれに関与していることを自ら話した電話録音を、「追跡調査国際組織」米国本部が5月下旬に公開し、国際社会を驚愕させた。中共は中国大陸で法輪功学習者を迫害するだけではなく、海外の民主法治国家においても迫害活動を工作、海外在住の法輪功学習者が中共の悪事や真相を明らかにする活動を妨害し、在外の中国人を扇動して法輪功学習者に暴言や暴力を振るわせることまで行っていた。
中国領事館は中国政府の海外おける政治代表である。その国家の威信を担う領事館が、暴力団のようなヤクザ行為で法輪功学習者を襲撃させるような工作を図るとは、言語道断である。中共側の行ったことは、すでに地元の多くの在外中国人や西洋人の怒りを買い、中共を非難している。FBIもすでに調査を行っている。CIPFGは各国政府に対し、各国の憲法規定に則り、海外在住の法輪功学習者を保護し、地元中共領事館が直接または間接的に法輪功団体を迫害する行為を断じて許してはならないと呼びかけた。
*各国要人、迫害反対を支持
今回の100万人署名活動は、各国の民衆の署名支持を獲得するほかに、世界1149人の要人らが、CIPFGが法輪功団体に協力し、迫害を停止させることを支持した。その内、海外法輪功学習者の数がもっとも多い台湾地区では、中央政府首長、地方政府関係者、立法委員および地方議員等民意代表者640人に達する要人を含んでおり、さらに、教育界および学術界から集めた署名数は240人以上、法曹界、企業界、医学界および芸能界からも260人を超えている。台湾全体から、すでに39万人が署名し支持していることから、台湾の民衆が国際人権活動の先鞭をつけているといえる。この台湾における法輪功団体への理解および支持は、同じ中国語を使う中国大陸の現状とは著しく対照的である。
*各国政府は、法輪功への迫害に反対する民意を重要視すべき
CIPFGは、今回の署名活動は厳粛に民意を集計するために、署名者は個人の連絡先をも記入し、署名の信頼度を高めていると説明した。法輪功への迫害を直ちに止めさせる署名は全世界にわたり、すでに64万人以上が署名して支持を表明した。一方、連絡先を残さなかった人は少なくとも3万人に達している。CIPFGは、中共は中国を代表できないとし、13億人の中国人にとっての最大の人権侵害の根源が中共政権だと指摘した。各国政府は世界各地の法輪功への迫害に反対する民意によく耳を傾け、勇気を出して立ち上がり、支持すべきであるとし、国内外の中国人に対する恐怖の人権迫害を止めさせるべきだと呼びかけている。
*全世界にわたる正義の支持を
CIPFGは世界中の正義の有識者に対して、共に民主法治社会の各国政府や民間団体に対して、中共政治力の脅威および誘惑を恐れずに、直ちに行動を取り、中共に対し1億人以上の無実の法輪功修練者たちへの絶滅的な迫害を停止するよう呼びかけた。
今回の署名活動は7月20日に終了する予定。
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