【大紀元日本7月21日】中国の著名な芸術家・艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏が、税務当局に巨額な追徴課税を命じられたことに異議を申し立てた訴訟で、20日、北京市朝陽区の裁判所は艾氏の訴えを退ける判決を言い渡した。
艾氏はこの日の裁判の出廷を公安当局に禁じられており、妻の路青氏と弁護士の浦志強氏が判決の言い渡しに立ち会ったという。
今回の判決について、艾氏は「想定内」と話しており、「この国に法律と正義が不在している実態がふたたび世にさらされた」とツイッターに書き込んでいる。今後さらに「上訴する」との意向も表明している。
昨年11月、艾氏がかかわったとされる会社が脱税した疑いで、約1522万元(約1億8700万円)を追徴課税された。艾氏は「脱税証拠が不明確で、容疑は政治的動機によるもの」と主張し、異議を申し立てていた。
(翻訳編集・余靜)
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