次期駐日本米国大使ワインスタイン氏「自由で開かれたインド太平洋を推進」

8月5日、米上院外交委員会で、人事案承認をめぐる公聴会がオンライン形式で行われた。駐日本米国大使に指名されている有力シンクタンク・ハドソン研究所所長ケネス・ワインスタイン氏は事前原稿で、安倍首相が最初に提唱した「自由で開かれたインド太平洋」構想の推進などを踏まえ、これまで以上に日米関係が緊密になっていることを強調した。
2020/08/07

経産省、補助金第1弾を決定 世界中で「脱中国依存」が本格化か

経済産業省は7月17日、生産拠点の国内回帰や多元化を図るため、第1弾として87件の事業が補助金約700億円を受けたと発表した。同補助金は、日系企業が生産拠点を中国から日本への国内回帰や東南アジア諸国への移転を支援することを目的として設けられた。
2020/07/21

UBS最新調査、約8割の企業が中国からの生産移管を計画

スイス金融機関UBSの調査によると、中国で製造業を営む企業の財務責任者の76%が、中共肺炎(新型コロナウイルス)のパンデミックで、生産の一部を中国から他国に移管する計画があるという。米フォックス・ビジネスが6月17日、伝えた。
2020/06/17

中共ウイルス発生後、米消費者が中国製を敬遠=米調査会社

米市場調査会社コーサイトリサーチ(Coresight Research)が6月3日に発表した調査報告書によると、アメリカで中国産の製品に不安を感じ、中国製品の購入を控える消費者が増えていることが明らかになった。世界ファッション・トレンド情報ネットワーク「WWD」が報じた。
2020/06/17

クドロー氏、中国からサプライチェーン国内回帰で企業を支援

米ホワイトハウスの経済顧問ラリー・クドロー氏は、トランプ政権はサプライチェーン(供給網)を中国から米国に引き戻すために、米国企業を支援する用意があると述べた。
2020/05/27

【動画】中国のサプライチェーン支配:中国共産党を助けたアメリカ

中共ウイルス(新型コロナウイルス)によるパンデミック発生前、グローバルなサプライチェーンの問題点は主に経済だった。4カ月が過ぎ、これは安全保障問題へと発展した。
2020/04/29

回復しても免疫つく保証ない、抗体検査は過度に期待できない=米科学者

中共ウイルス(新型コロナウイルス、COVID-19)の抗体を検出できる血液検査が、米国のいくつかの研究所で開発されている。 トランプ政権は、このテストが米国経済の再始動時期を決める強力なツールになることを期待している。しかし、一部の科学者は、抗体は100%の免疫力を保証するものではないとしている。
2020/04/18

サプライチェーンの国内回帰を政府が支援 米議員「日本に追従を」

日本政府は、新型コロナウイルスの感染拡大により製造業のサプライチェーンが分断され、医療品不足が発生した問題を受けて、中国など単一国に依存した生産拠点を国内に戻したり、他のASEAN諸国に移すために、支援金を用意する。米上院議員らは、この報道を受けて、脱中国依存の流れの始まりとしている。
2020/04/10

医薬品など主要戦略物資、グローバルサプライチェーンに二度と頼らない=米大統領補佐官ナバロ氏

米国大統領補佐官で通商担当のピーター・ナバロ氏は4月3日、ホワイトハウスで毎日開かれる新型肺炎中共肺炎(新型コロナウイルス肺炎)に関する記者会見で、薬や医薬品など、国の戦略物質の国内生産回帰を目指すとの意思を表明した。
2020/04/06

中共ウイルスで米中不信深まり デカップリングが加速=米専門家ら

中共ウイルス(武漢肺炎)が世界的に蔓延しており、中国共産党は最近、ウイルスの発生源が米国であるとするプロパガンダを展開している。この動きは米国を激怒させ、米の対中不信を深め、両国のデカップリングを加速させるとの見方がある。
2020/03/25

米紙社説「中共肺炎で中国リスクが鮮明に」

米紙ニューヨーク・ポストは2月29日付の社説で、世界各国の政府が中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染拡大から学んだ唯一の教訓は、「世界経済が中国に依存することに深刻なリスクを伴うことである」と主張した。
2020/03/02

<中共肺炎>世界経済に大打撃、専門家「各国は中国との分断を加速する」

中共ウイルス(新型コロナウイルス)による肺炎が発生した以降、中国当局と約2年間貿易交渉を続けてきた米国のみならず、世界各国は経済上、中国とのデカップリング(分断)を余儀なくされた。専門家は、世界経済のサプライチェーン再編が進められていると指摘した。
2020/02/27

新型肺炎で「米中デカップリングがさらに加速」=米シンクタンク

米シンクタンク、ミルケン研究所(Milken Institute)の研究員はこのほど、米国と中国のデカップリング(分断)は両国間の貿易戦よりも、中国で発生している新型肺炎のまん延でより進むようになると指摘した。
2020/02/13

収容キャンプを連想 人権団体、無印良品やユニクロの「新疆綿」PRに批判

新疆ウイグル自治区の「再教育」キャンプで拘束されるイスラム教徒たちの強制労働によって作られた綿製品は、日本や米国の大手アパレル企業のサプライチェーンを通じて、世界各国に流通している可能性がある。
2019/11/07

7割の米企業が中国撤退などを検討=米商工会議所

民間の調査によると、米中貿易戦の長期化が原因で、現在中国南部に進出している米企業のうち、約7割の企業が、中国での投資を遅らせ、生産ラインの一部または全部を中国から他の国に移転しようと検討しているのがわかった。ロイター通信が29日に報じた。
2018/10/30

対中追加関税、サプライチェーンの再配置を迫る 「赤信号のよう」=在米経済学者程暁農氏

米中両国が貿易摩擦における対立局面がエスカレートしている。トランプ米政権は米東部時間24日午前0時すぎ、通商法301条に基づき、2000億ドル(約22兆6000億円)相当の中国製品に対して10%の追加関税を発動した。中国当局は対抗措置として、直ちに600億ドル(約6兆7800億円)相当の米製品に関税を課すことを決定した。これを受けて、米政府は新たに2670億ドル(約30兆1710億円)相当の中国製品に関税を賦課することを検討すると示唆している。
2018/10/02