米国とイランの平和協定が締結されるかどうかは、依然として不透明となっている。トランプ米さ大統領が最近修正した協議草案の狙いは、イランの核問題における抜け穴を塞ぐ点にある。
複数のメディアが関係者の話として、米イランの協議代表は先月28日、60日間の了解覚書で大筋合意したと報じた。停戦を延長し、イランの核開発計画をめぐる協議を始めることが目的だという。
CBSの報道によれば、先月31日午前の時点でも仲介者は覚書成立に向けた調整を続けている。
関係者の一人は、トランプ氏が先月29日に草案へ大幅な修正を加え、修正版はすでにイラン側へ送付されたものの、現時点で返答はないと明らかにした。
トランプ氏は先月30日、急いで協定を結ぼうとしても良い合意は得られないと述べ、米国が望む条件を確実に盛り込む必要があり、実現しなければ別の対応を取ると強調した。
また、ララ・トランプ氏によるインタビューで、イランが核兵器を開発しないだけでなく購入もしないと同意することは、「開発しない」と約束するだけとは大きく異なると述べた。
トランプ氏は、米国が求める最も重要な保証は、イランが核兵器を保有しないことであると強調した。イランは当初、核兵器を開発しないとだけ表明していたが、他国から購入する可能性について疑問が残ると指摘した。このため最新の協議では、イランに対し、開発・購入を含め、いかなる形でも核兵器を保有しないことを約束するよう求めている。
トランプ氏は、これは極めて大きな違いだと強調し、米国は段階的に求める条件を盛り込ませていると述べた。相手が強硬で、協議に時間がかかるが、自身は拙速を求めていないとも語っている。
さらに、米国は望む合意を必ず実現する必要があり、そうでなければ別の方法で問題を解決するとしつつ、現時点では双方が合意に近づいているとの認識も示した。
またトランプ氏は、「トゥルース・ソーシャル」でも米国の立場を再確認し、協定にはホルムズ海峡の航行の安全確保や、イランが米国と協力して高濃縮ウランを廃棄することなどを含めるべきだと強調した。
イランのアラグチ外相は5月31日、米国との交渉は現在も進行中だと述べる一方、最終結果が出る前に外部が早計な判断を下すべきではないと強調した。
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