ドナルド・トランプ米大統領は8月3日、米国とイランの交渉をめぐり、イラン指導部は極めて偽善的だと強く非難した。米軍によるイランへの海上封鎖は、合意が成立するか、イランが完全に降伏するまで続くと強調した。
トランプ氏は8月3日、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」に、「イラン指導部は実に極めて偽善的だ。彼らは会談を要請し、中には会談を『懇願した』と言う人さえいる。交渉は始まり、近くさらに多くの会談が予定されている。それにもかかわらず、彼らは公然と、しかも得意げに、いかなる協議もしておらず、何も話し合っていない、自分たちは『オマーン』と交渉しているだけだと主張している」と投稿した。
さらに、「彼らはその後、また同じ主張を繰り返し、ホルムズ海峡は自分たちが強力に掌握すると宣言し始めた。しかし実際には、同海峡はすでに米海軍の完全な管理下にあり、われわれの『封鎖』あるいは一部の人々が呼ぶ『米国の鋼鉄の長城』もある。われわれが許可しない限り、何物もイランに入ることはできない。合意が成立するか、イランが完全に降伏しない限り、今後も何物もイランに入ることはできない」と述べた。
トランプ氏は「イランが認めようと認めまいと、実際には、彼らが数十年にわたって引き起こしてきた問題の解決策について協議している。道理は非常に単純だ。イランは決して核兵器を保有してはならない」と述べた。
この発言は、トランプ氏が前日に発した前向きなメッセージとは対照的である。トランプ氏は8月2日夜、大統領専用機エアフォースワンで記者団に対し、「ホルムズ海峡の問題についてはすでに合意に達しており、核問題についても合意に達する」と述べ、イランとの核問題をめぐる交渉が8月3日午後に始まることを示唆した。
しかし、イランは米国と交渉しているとの見方を直ちに否定した。イラン側はオマーンと交渉しており、船舶がこの重要な水路を通過するための安全な「臨時」航路を設ける方針だと説明した。
米中央軍は8月3日、Xへの投稿で、イランに対する海上封鎖を再開して以降、同日までに米軍が商船44隻を迂回させ、船舶2隻を「航行不能」にし、別の2隻に乗り込んで検査したと発表した。
トランプ氏はこれまでにも、米国との交渉をめぐってイランがうそをついていると繰り返し批判してきた。7月31日にキャンプ・デービッドで開いた閣議では、「彼らへの信頼を失った。彼らは実際にうそをつき、事実を歪曲しているからだ」と述べた。
トランプ氏は「彼らはいつも話し合いを望むが、頻繁に約束を破る」と語った。
さらに、米国とイランの交渉団が核兵器について7時間にわたり協議した例を挙げた。交渉後、トランプ氏が「彼らは核問題について協議した」と説明すると、イラン側は「われわれは核問題について一度も協議していない」と主張したという。トランプ氏は「なぜ彼らはそのようなことをするのか。彼らがしているのは、私を怒らせることだけだ。分かるだろう。彼らは私を怒らせるだけだ」と述べた。
責任編集:林姸
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