元在日中国人記者、ワシントンで、法輪功学習者の生体から臓器摘出を公然と証言

2006/04/26
更新: 2006/04/26

【大紀元日本4月26日】ブッシュ大統領と胡錦涛主席がホワイトハウスで会談する日の20日、中国瀋陽の蘇家屯秘密収容所で法輪功学習者の生体から臓器摘出して販売する情報を初めて大紀元にリークし、報道協力した男性証人のR氏(元在日中国人ジャーナリスト、現在米国在住)が、もう一人の女性証人とワシントンマクファーソン公園で開かれた集会に公然と現れて、自ら蘇家屯秘密収容所事件を証言、中共による罪証の移転・隠ぺい工作を非難した。同氏は、日本の某報道機構や、中国駐日本大使館が設立した新聞通信会社などに勤務していた中国人ジャーナリストで、日本駐上海領事館の男性館員が自殺した事件などを第一声に取材し暴露したため、中共政権に追われ、日本を経由して米国へ脱出した。

同氏の証言内容は次のとおり。

私は普通の記者です。沈陽蘇家屯血栓病院で法輪功学習者の生体から臓器摘出事件は、私が大紀元と一緒に初めて報道したものです。

私はもともとこれらの報道を通じて、この事は暴露された後、罪悪を制止することができ、あれらの歴史の罪人は懲罰され、同時に拘禁されている法輪功学習者が釈放され、彼らの命は救われると思っていました。これは最も残酷で非人間的なことであり、反人道的な罪悪です。

しかし、中国共産党がすべての沈陽蘇家屯にいた法輪功学習者と証拠を移転し隠滅したため、再度国際社会とメディアを欺きました。さらに、経済上の利害で国際社会を誘い込んで、法輪功学習者の生体から臓器摘出事件を暴露しようとするすべての証人や報道機関、国家機関に脅迫など圧力を加えています。ですから私はかなりの憤慨を感じました。

今日は胡主席とブッシュ大統領が面会する日です。全世界のメディアと人々が最も中国に関心を持つ時でもあります。私はこの日を選んで公然と立ち上がり、中国共産党が蘇家屯の証拠を移転し隠滅した罪悪を厳しく非難します。私はすでに生死を度外視して、私の命を証拠として、中共が法輪功学習者の生体から臓器摘出罪悪を暴露します。

私はこの事件を報道した後、中共は私を見逃さないことが分かっています。しかし、私は喜んでこの危険を冒して出てきて、この迫害の真相を暴露します。同時に私は繰り返して言いたいのは、蘇家屯での罪悪は、ただ全国の迫害の氷山の一角にすぎません。全国各地の労動教養所で普遍的に法輪功学習者とその他の人の臓器を盗んで売買しています。

私は蘇家屯の犯罪を明らかにして、これらの手がかりがその他の労動教養所を調べるのに、学習者らの支援と事件への関心を高めることになればと思いました。しかも、蘇家屯の内幕とその他の労動教養所の事を知る女性証人(前夫が臓器摘出の執刀医だった)のような人々が勇敢に表に出て、立ち上がるよう呼びかけます。私は皆さんが勇敢に立ち上がり、一緒に中共の罪悪を証明するようお願いします。

2000年前後に、私は中国でさまざまな職業と社会背景のある人と接触し始めました。彼らは異なった角度から私に情報を提供することができ、私に中共政権の言行と現状に対して比較的に新しい認識を持たせました。

2003 年、SARSが中国で大量に発生した後に、私は中国の南北をまたにかけて、香港から黒龍江まで、私は地方から中央まで中共の腐敗と卑劣さを目撃しました。その時、遼寧省に位置する瀋陽市で、多くの地方の官吏と接触しました。彼らはうそ偽りで密かに悪事を働いて、賄賂をとり法律違反を犯すやり方は、想像もできないほどピークに達し、激しい怒りを覚えます。中央が制定した政策と政府機構、司法機関、人民が与える権利は完全に大小の官吏が人民の財産を騙し取り、奪い取る道具になりました。彼らとの接触の中で私に初めて、蘇家屯という所で巨大な秘密の暗室が隠されていることを私に意識させました。しかし、よく知らない大都市で1つの秘密の所在地を調査し、同時にその真実性を考証するのはとても困難でした。2003年から現在までの3年間、私は大量の人力、物資と財産を使って、最後にようやく蘇家屯に隠されている、大量の法輪功学習者を拘禁する施設があることを調査できたのです。その間、彼らの目の角膜、内臓の器官、骨髄を含んですべての生体から摘出され、その後、焼却されました。甚だしきに至っては彼らの髪の毛からかつらが造られ、皮膚や脂肪が売買されました。それから残骸を死体焼却炉に投げ入れられ、証拠を完全に燃やされてしまいました。同席のみなさん、あなた達は想像することができますか?このような事は蘇家屯と中国の他の地区で存在していて、まだ行われています。

私の手元に中国の天津と瀋陽の移植センターのウェブサイトがあります。これらのウェブサイトは海外の患者を中国へ生体の移植手術を招き寄せて、そして大量な人体器官を提供します。瀋陽中国国際器官移植のネットワークセンターの英文のホームページの上で、適合した器官を見つけるには一週間から1ヶ月の時間を必要とします。しかし、米国で腎臓の移植を手術する場合、適する腎臓移植の器官は2年間あるいは更に長い時間を待たなければなりません。普通は切断した後の腎臓あるいはその他の器官を、貯蔵するのはとても困難で、その新鮮期間は24時間~48時間の間です。心臓は更に短いです。天津東方器官移植センターネット上の病例は、2001年からこのような手術は大幅に増加したことを明らかに示しました。

臓器移植の医師は、もしこんなに短い時間の内で患者に適合する臓器を調達、瀋陽地区に生きている人の巨大な器官バンクが必ずあるはずだとしています。中国の北京、瀋陽などの移植センターと病院の中で、電話に出た多くの当番医師と看護婦との談話の中で、提供された臓器はすべて生体からのもので、提供者は皆とても健康であり、中には直接法輪功学習者からの臓器であることを承認している。具体的に関連する細い点を尋ねる時、彼らは、この話題がとても敏感なので、電話では話しにくかったようです。彼らは、現地に来ればどのようなことなのか明らかにすると話していました。

現在、大陸で各省の公共場所に腎臓とその他の人体臓器を潤沢に提供すると宣伝している民間の広告は、電柱柱に貼られていました。ここ数年に中国のインターネットの上でもたくさんの臓器移植手術の病院とセンターが現われました。中国はすでに臓器移植手術をする大国になりました。国際社会はすべて知っているが、もし短期で臓器移植手術をするとなれば、中国へ行きます。中国にこのようなルートがあります。

これは膨大な多くのグループ、多くの部門が共に参与して、法輪功学習者の臓器を盗んで売買する悪行です。このことに関わりがあるのは、労動教養所の管理人、手術の執刀医、看護婦、政府の衛生システム、公安部職員、北京中央幹部職員、闇市の臓器売買の小売り業者、海外で患者を招き寄せる仲介もいる。完全に私達の想像のできないスーパー犯罪システムです。

女性証人の前夫は今癌の末期の患者です。彼はカナダのある病院で化学療法を受けています。中国にいるあいだ彼は逃避を試みたことがあり、法輪功学習者の臓器摘出悪行をやめようとして、自分はもうやりたくないと言った後、警告を受けました。家族がなんと注意してもすべて陰謀に遭いました。彼の妻は彼を保護するために、お腹の左側は深く切られたのです。この執刀医自身は中共の烈士の孤児ですが、彼は妻に懺悔を表して、彼の腕の上で5つの深い傷を残した。しかし、これらは何の足しにもなりません。彼は最後に自分の知っているすべての秘密を自分の妻に話しました。彼女の前夫の罪を償う気持ちで立ち上がったのです。

蘇家屯で何人かの臓器移植手術をする医者と事情を知る従業員がかつて証人に、これらの臓器摘出される人はすべて法輪功の学習者であり、これらの法輪功学習者は臓器摘出手術をされる時に皆生きていたと教えたことがあります。

なぜかという、中国共産党中央が法輪功学習者を迫害する政策は、打ち殺しても責任を持たず、身の源を調べる必要がないから。

私は携帯電話に多く匿名の電話を受け取ったことがあります。私の前の同僚、上司を含めて、皆私にこの事を大きい問題から小い問題にさせ、小さな問題を解消させるようにと望んでいます。私はこの調査がむしろ間違っていると望んでいます。しかし、私は1%の可能性があるのでさえすれば、私達は立ち上がるべきです。この事を暴露することで、中共にこのような事をやめさせます。このような行為はいかなる人であれ、受け入れることができないものです。