中国共産党は現地時間25日正午ごろ、党大会閉幕日の24日に選出された第19期中央委員会による第1回総会(1中全会)を開催し、最高指導部である第19期党中央政治局常務委員会(7人)と最高指導部に次ぐ党中央政治局委員(25人)の人事を選定した。新最高指導部人事には習近平国家主席に近い人物が多く登用され、党内江派勢力が後退した。
2017/10/26
中国共産党は25日に開催の党中央委員会第1回総会(1中全会)で、新らたな党最高指導人事を決定する予定だ。今後中国社会の政治経済情勢を左右する党中央政治局常務委員(習近平氏と李克強氏を除く)の新メンバーについて、海外各メディアによって様々な情報が飛び交っている。専門家は、党内各派閥が自らの勢力に有利な情報を意図的にメディアに流している可能性が高いため、全ての情報を信用しないほうがよいとの見方を示した。
2017/10/24
18日に開催された中国共産党第19会全国代表大会は24日に閉幕した。閉幕式で党規約改正案が採択され、習近平2期目政権を構成する中央委員、中央委員候補、中央規律検査委員会委員が選出された。
2017/10/24
中国共産党第19回全国代表大会初日の18日、習近平国家主席の3時間半に及ぶ演説を行った。江沢民氏や胡錦濤氏など前国家指導者らもそろって姿を見せ、党の団結を演出した。しかし、習主席は演説で、江沢民派をターゲットとする腐敗撲滅運動について、「圧倒的勝利を勝ち取るまで続く」と明言した。中国問題専門家は江沢民氏に強烈なパンチを食らわせたと分析した。
2017/10/24
中国共産党第19回党大会に台湾生まれの盧麗安(49)氏が参加し、中台統一を呼びかけるなどの発言で物議を醸し出した。
2017/10/23
中国共産党は10月25日に、最高指導部である党中央政治局常務委員(現在7人)の新メンバーを公表する予定だ。これまで最高指導部入りの可能性が高いとみられる陳敏爾・重慶市党委員会書記(57)と胡春華・広東省党委員会書記(54)の昇格が見送られた、と複数の香港紙が報じた。
2017/10/23
中国証券監督管理委員会の劉士余・主席は19日、中国共産党第19回全国代表大会のチーム別会議・金融業代表団の会議で、元(最高)指導部メンバーで汚職などの罪で無期懲役刑を服役中の薄熙来・周永康ら6人が「党の最高権力を奪う陰謀を立てていた」と発言したという。香港メディアが報じたが、中国メディアは言及していない。
2017/10/23
「トランプと付き合わないで。党や祖国を脅かす真似はしないで。19大が大成功を収めるよう支持しなさい。」中国に住む75歳の母からショートメッセージが届いた。当局から必ずこのメッセージを私に伝えるようにと。仕事をやめてもう何年にもなるのに、母は未だに元上司から、米国に住む私の言論の自由に干渉するよう圧力をかけられている。
2017/10/23
中国党大会開幕当日の18日、北京市で大気汚染が発生し、街は有害物質を含む濃霧に覆われた。北京気象当局は同日、大気汚染の深刻さを示す4段階警報のうち上から2番目に深刻な「オレンジ警報」を発令した。中国当局は北京市に「党大会ブルー」をつくるため、党大会の開催に合わせて北京市及び周辺省・市の工場に操業停止を命じていた。しかし、功を奏さず、北京の空は汚染物質により灰色に染まった。
2017/10/20
習近平総書記(国家主席)が18日に開幕した中国共産党大会では、約3時間半にわたって「政治活動報告」を読み上げた。内容は外交政策や経済政策、反腐敗運動、構造改革など多岐に渡った。時事評論員の石実氏は今回の報告に、おもに2つの注目ポイントがあるとした。
2017/10/19
中国共産党第18回全国代表大会(18大)以来、習近平氏は軍事、政治、教育、経済など各分野で江沢民政策を覆してきた。そのため、江派の利益集団からの反発も空前絶後のものとされる。19大まで過去5年間も繰り広げられた習、江両陣営の熾烈な戦いは、江派勢力の敗退で決着がついたとも読み取れる。
2017/10/19
中国共産党は、党への忠誠を愛国とする洗脳を、老若男女、貧富など、場所環境を問わず幅広く展開している。いたいけな幼稚園生や、死者を弔う葬儀場でさえ例外ではない。
2017/10/18
中国共産党第19回全国代表大会は18日、厳戒態勢の中で開催された。入場に当たって、例年以上に厳しいセキュリティチェックが実施されている。
2017/10/18
中国共産党指導部人事の大幅な入れ替えを予定している党の第19回全国代表大会(19大)は、10月18日に開催する。習近平国家主席は8月31日、党中央政治局会議を開催した後に発表した。
2017/10/17
5年に1回の第19回中国共産党全国代表大会(19大)の開催を控えるなか、北京を中心に中国各地で草木皆兵の厳戒態勢が敷かれている。少数民族や反体制派への監視強化のほか、刃物の使用規制、宅配業務中止、宿泊の制限など一般市民の生活にも影響が出ている。
2017/10/15
18日に開かれる中国共産党第19回全国代表大会(19大)で、党規律検査委員会(中規委)トップの王岐山書記(69)の去就が注目されている。台湾や香港メディアなどは、王氏がいったん最高指導部から退け、新設される国務院と同格の国家反腐敗機関のトップに栄転する可能性を報じている。
2017/10/12
中国共産党の重要会議・第19回全国代表大会(10月18日開催)を前に、新疆ウイグル自治区に厳戒態勢が敷かれている。英紙タイムズ5日の報道によると、10月1日からの大型連休中に区内の公務員は休日返上の出勤、学校は普段通りの授業再開を突如命じられた。
2017/10/08
在米中国政治評論家の陳破空氏は9月30日米コロンビア大学で東アジア研究所で開かれた中国党大会に関するフォーラムに出席した。陳氏は、7月下旬「重大な規律違反」として失脚となった孫政才・前重慶市党委員会書記について、「クーデターを企てた、または参与したことが原因で失脚したのでは」と発言した。
2017/10/05
新疆ウイグル自治区当局は1日から、少数民族の家庭で習近平国家主席の肖像画を飾るよう通達した。米政府系メディア、ラジオ‧フリー‧アジア(RFI)は、同通達は同自治区トップの陳全国党委書記が党中央政治局入りを果たすための奇策だと分析した。
2017/10/04
最近、中国では市内を録画したある9秒の動画がインターネット上で話題になっている。普通の監視カメラ映像のようなこの動画には、カメラが動くもの一つ一つを最後まで追跡する様子が撮られていた。後日この動画は、中国公安局が2000万台の監視カメラを基盤に構築した犯罪容疑者追跡システムである「天網(空の網)」の一部であることが明らかになった。
2017/10/02
来月18日、第19回共産党全国大会が、北京でいよいよ開催される。中国の政界にまたもや大嵐が吹き荒れるのか、それとも現政権が穏便に開幕を迎えるのか。カナダ在住の時事評論家、文昭氏が分析した。
2017/09/28
英政治経済紙・エコノミスト傘下調査部門のエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がこのほど、10月18日開催予定の中国共産党第19回全国代表大会(19大)で最高指導部の人事が確定された後、権力集中に成功した習近平国家出席らは国内金融リスク解消を最大な課題とし、経済改革を重点に取り込むとの見通しを示した。
2017/09/27
次期最高指導部の人事などを決める中国共産党第19回全国代表会議(19大)の開催が近づくなか、習近平氏が中央政治局常務委員による集団指導制から、党主席に権力集中する「党主席制」に逆戻りする可能性を指摘する声が各方面から聞かれた。
2017/09/26
中国習近平国家主席が主導する反腐敗運動の立役者、現政治局常務委員で中央紀律委員会書記(中紀委)の王岐山氏が10月18日開催の中国共産党第19回全国代表大会(19大)で、次期最高指導部に留任する可能性が大きいとみられる。中国政府系メディアは3日から8日まで、王氏の動きについて3回も報道した。
2017/09/12
香港メディアが中国の国家体制について、現行の集団指導体制から西側諸国と同様の元首制への変更を提案する記事を掲載した。同時に、中国共産党の最高指導部「中国共産党政治局常委委員会委員(七常委)」に適用されている不文律「七上八下(68歳定年制)」を破棄することも求めている。
2017/09/05
中国当局がこのほど、人民解放軍高官2人について「厳重な紀律違反」があったとして、8月下旬中国共産党中央軍事委員会(軍事委)での職を罷免した。
2017/09/01
今年秋、5年に1度開催する中国共産党の主要会議、党第19回全国代表大会(19大)を前に、当局は人権活動家などへの抑圧を強めている。13日から行方不明になった著名人権派弁護士、高智晟氏(54)は今も消息が分かっていない。
2017/08/18
最高指導部人事の刷新を行われる中国共産党第19回全国大会(19大)が今秋に開催される。党最高指導部である「中央政治局常務委員会」のメンバー構成は目下、最大の関心事となっている。大紀元は中南海に近い情報筋から、次期最高指導部の人事案を入手した。
2017/08/08
黄海で3日間にわたり、中国軍による軍事演習が行われるため、該当する海域での航行が禁止された。これにより、中国の指導者層人事に深く関連するいわゆる「北戴河会議」が、今年も始まったのではないかとの分析がある。
2017/07/31
重慶市委書記の孫政才が突然罷免されたその日、習近平国家主席の腹心の部下、陳敏爾がその後任として中国西部の直轄市・重慶に赴任した。これは習政治体制を推進するための要となる一歩として、2年前には早くもその準備が始められていたとの情報を大紀元は入手した。
2017/07/27