安倍晋三元首相暗殺事件で、山上徹也被告(45)の初公判が28日、奈良地裁で開かれた。山上被告は「内容について、事実だ。私のしたことに間違いない」と述べ、殺人罪の起訴内容を認めた。この事件は十分な調査もされず、裁判だけが進んでいる。
2022年の安倍元首相暗殺事件をめぐり、裁判員裁判の初公判が28日から奈良地裁で始まる。裁判は法的手続きを踏んで進められているものの、公的な再検証や詳細な情報開示が不十分なまま進行することへの懸念は根強い
奈良地裁は2日、安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告の判決を来年1月21日に言い渡す予定だと発表した。
2022年7月8日に起こった安倍晋三元首相の銃撃事件で、奈良地裁は13日、山上徹也被告(44)の初公判を10月28日午後2時に開くと発表した。裁判員裁判で審理される予定だ。
安倍晋三元首相銃撃事件を巡り、奈良地裁は初公判を今年10月下旬に開始する案を提示しており、現在は審理日程や争点の絞り込みを巡る協議が続いている。
安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、殺人や銃刀法違反などの罪に問われている山上徹也被告(44)の裁判員裁判について、奈良地方裁判所が初公判を10月28日に開く案を検察と弁護団に示したことが分かった。