[ワシントン 22日 ロイター] - 米国防総省高官は22日、ロシアがウクライナに対し化学・生物兵器を使用する差し迫った兆候は現時点では出ていないと述べた。ただ米国は状況を緊密に監視しているとした。 バイデン米大統領は21日、ウクライナが化学・生物兵器を有しているとのロシアの主張は虚偽だとし、ロシアのプーチン大統領自身がウクライナに対しこうした兵器の使用を検討していることを示すものだと述べた。
ロシアのウクライナ侵攻以来、中国指導部は中立の立場を貫いている一方で、官製メディアや外交官らは、露のプロパガンダとニセ情報を国内外で発信している。
2022/03/19
[14日 ロイター] - 英国防省は14日、ロシアがウクライナで化学兵器や生物兵器の使用を計画している可能性があるとの見方を示した。ロシア軍に対する偽の攻撃を演出し、それに対し化学・生物兵器を使用する可能性があるとした。証拠は示していない。 同省は「攻撃を装うという形を取ったり、薬剤や病原体、弾薬の『発見』を演出するなどし、ロシア側が主張するウクライナによる兵器使用の証拠をでっち上げる形を取る
[11日 ロイター] - 国連安全保障理事会は11日、ロシアの要請を受け開催した会合で、ウクライナで生物兵器開発プログラムが進められていることは認識してないとし、米国がウクライナで生物兵器開発に関与しているというロシアの主張を否定した。 ロシアのネベンジャ国連大使は、米国防総省の支援を受けてウクライナで生物兵器の研究施設が運営されているという主張を改めて示したが、証拠は示さなかった。 中満泉・
カナダの防衛専門家によると、中国共産党(以下、中共)は、ウイルス研究を含む医療研究開発におけるカナダの知的財産に対し、スパイ活動を活発に行っているという。また、中共は、ウイルスを兵器化する可能性を示唆している。
2021/08/17
豪記者は27日、中国が国連に提出したという「人工ウイルスの実験室漏洩のリスクは、全人類に危害を及ぼす可能性」を認めた文書を公開した。
2021/06/29
今月初め、米メディアは、「史上最高位の亡命者」である中国共産党(以下、中共)の幹部が米国に亡命したと報じた。ここ数日、この亡命者が中国の情報機関である国家安全部の董経緯副部長(次官級)だという噂がインターネットで広まっている。
2021/06/19
カナダで唯一のバイオセーフティーレベル4実験室(P4実験室)を有する国立微生物学研究所(NML)の感染症学者7人が、中国軍の研究者とエボラ出血熱やラッサ熱、リフトバレー熱などの感染症に関する共同実験を行い、2016~20年までに6本の研究論文を共同執筆していた。20日付のカナダ紙グローブ・アンド・メールが報じた。
2021/05/22
米国務省が15日に公開した、武器コンプライアンスに関する最新報告で、中国当局は昨年、国務省武器管理・規制担当者とのオンライン会議をキャンセルしたことが明らかになった。米側は同会議で、中国側が密かに生物兵器を開発していることへの懸念について議論する予定だった。
2021/04/29
英紙デイリー・メール(Daily Mail)は24日、9年前から中国当局が始めた秘密軍事研究プロジェクトに武漢ウイルス研究所(WIV)の研究者らが参加し、共同で動物由来のウイルスを研究していると報じた。
2021/04/27
米学者のゴードン・チャン氏はこのほど、中国当局は掌握しているDNAデータベースを利用し、ある特定の民族集団を対象とする生物兵器を製造しようとしていると批判した。
2020/12/08
中国軍の軍人はこのほど欧州に亡命した後、中国の秘密の生物武器計画に関する情報を欧米の情報当局に提供したことがわかった。米紙ワシントン・タイムズが9月16日伝えた。
2020/09/18
ベルギーの情報機関は、中国のスパイが、欧州連合(EU)の心臓部であるベルギーの生物兵器とワクチンの専門家を標的にしているとみて、警戒を強めている。ターゲットになっているは、ベルギーのハイテク企業や、ベルギーにある英国大手製薬・ワクチン製造会社のグラクソ・スミスクライン (GSK) 社だという。欧州ニュースサイト・EUオブザーバー(EUobserver)が5月7日、伝えた。
2020/05/07
国際人権NGO団体の国際法律家委員会(ICJ)とインド弁護士協会はこのほど、国連人権理事会(UNHRC)に対して、中共肺炎(新型コロナウイルス肺炎)のパンデミックをもたらした中国当局に損害賠償を請求するよう求めた。
2020/04/06
1882年3月24日、ドイツの医師で病理学者のロベルト・コッホが結核菌を発見した。今から138年前のことだが、その病原菌の発見から人類がこの病気を克服するまでは、誠に長い時間を要することになる。
2020/03/24
米国の国家安全保障当局は、中国で発生した中共ウイルス(新型コロナウイルス)に関する情報を入手するために、軍の情報力を利用している。匿名の元国家安全保障当局者が米メディアに語った。
2020/02/27
中国軍機関紙・解放軍報は1月31日、生物・化学兵器の防御における軍の女性専門家、陳薇(54)少将が湖北省武漢市に入り、市の新型コロナウイルスによる肺炎の防疫対策に尽力していると報道した。中国メディアによると、陳氏が「最悪な状況を覚悟する必要がある」と述べた。これに対して、中国人ネットユーザーらは「生物兵器テロに遭ったのか」と不安の声を上げた。
2020/02/04
カナダ国国立微生物生物研究所の中国出身の科学者2人は3月末、北京にエボラ出血熱など複数の生きたウイルスを送付していた。知的財産の窃盗の疑いが持たれており、カナダ警察が捜査している。CBCが8月2日に報じた。
2019/08/08
韓国情報局の関係者によると、ことし韓国に亡命した北朝鮮の兵士1人は、生物兵器に指定されている炭疽(たんそ)菌に対応する抗体を持っていることを明かした。この兵士の抗体は、ワクチン接種または炭疽菌の感染によるものかは判明していない。
2017/12/28
米国は最近、北朝鮮軍が30種類の生物・化学兵器を人体に試験するけでなく、生きている人を運搬体としてバクテリア戦争に使うことも計画しているとの研究内容を発表した。
2017/10/19