ロシアのウクライナ侵攻以来、中国指導部は中立の立場を貫いている一方で、官製メディアや外交官らは、露のプロパガンダとニセ情報を国内外で発信している。
2022/03/19
[イスタンブール 17日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は17日、ロシアのプーチン大統領と電話協議を行い、プーチン氏とウクライナのゼレンスキー大統領の会談実現に向け、仲介が可能だと提案した。 トルコ大統領府の声明によると、エルドアン氏はプーチン氏に対し、特定の問題に関して合意するには首脳会談が必要となり得るほか、持続的な停戦こそ長期的な解決への道を開くことができるという考えを伝えた。
米国のサリバン大統領補佐官と中国外交担当トップの楊潔篪(よう・けつち)共産党中央政治局員は14日、イタリア・ローマで約7時間会談した。
2022/03/16
[ニューデリー 14日 ロイター] - インドは、原油やその他コモディティーを割安な価格で売却するというロシアの提案を受け入れる可能性がある――。2人の政府高官が明らかにした。 西側諸国は、ウクライナに侵攻したロシアへの経済制裁を通じて同国の孤立を図っている。複数の米政府高官は最近、インドが軍事面でロシアの兵器に大きく依存していることは認めつつ、できるだけロシアから離れてほしいと発言した。ただ
ロシアのウクライナ侵攻により、中国政府の展望にひびが入った。ウクライナに侵攻したウラジーミル・プーチン露政権への非難表明を躊躇し、国内批判に関してロシアを擁護した中国は、野心的な「一帯一路」インフラ政策の下でこれまでに貿
[ロンドン 8日 ロイター] - 英国のジョンソン首相は8日、ロシアからの原油と石油製品の輸入を段階的に削減し、2022年末までに完全に停止すると発表した。 ジョンソン首相は声明で「ロシアのプーチン大統領の体制に一段の経済的な打撃を与えるため、英国はロシア産原油に対する依存を低下させる」とし、「産業界と共に取り組むことで、年内の達成は可能だと確信している」と述べた。 ビジネス・エネルギー・
サプライチェーンを通して地政学的変化を把握するフォルティス・アナリシスの創設者ロス・ケネディ氏は、ロシアのウクライナ侵攻前から中国はロシアへの商品の発注方法を変更していたと述べた。
リチャード米戦略軍司令官は1日の下院軍事委員会の公聴会で、中国とロシアの核の脅威に直面している米国は、両国を同時に防御する能力が不可欠だと指摘した。
ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、台湾では「今日のウクライナ、明日の台湾」という言葉がもてはやされた。台湾は自国の一部だと主張する中国が近年、台湾への軍事的圧力を繰り返しているためだ。ただ、専門家はこの見方を否定した。
2022/03/02
ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は2月4日、北京で会談した後に共同声明を発表し、北大西洋条約機構(NATO)のこれ以上の拡大に反対し、中ロ両国が「協力する上で『禁じられた』分野はない」と強調した。
2022/03/02
ロシアとウクライナの間で、ついに戦争が勃発した。これは悲劇だ。 ここでいう「悲劇」には、2つの意味がある。
2022/02/28
米国などの各国政府は24日、ウクライナに侵攻したロシアに制裁措置を発表した。米議員と専門家は、米国や北大西洋条約機構(NATO)などは引き続き中国共産党政権の脅威に注視し警戒する必要があるとの見解を示した。
2022/02/27
岸田首相は25日の記者会見で、ロシアによるウクライナ侵攻は国際法違反であると強調し、アジアを含む世界情勢に影響すると改めて述べた。こうした違反行為は国際連携が抑制につながると信じると述べた。台湾海峡と日本安全保障について
安倍晋三元首相はウクライナ情勢に関して、国連安保理で拒否権を持つ常任理事国が当事国である場合には、国連は機能を発揮できないと指摘した。拡張を続ける中国を念頭に、防衛力向上と日米同盟の強化を訴えた。17日、安倍氏自身の派閥
[東京 17日 ロイター] - 岸田文雄首相が日本時間の17日夜にもロシアのプーチン大統領と電話会談を行う方向で調整していることが分かった。関係筋が明らかにした。ウクライナ東部を巡りロシアと米国などとの緊張が続く中、日本として外交的メッセージを発信する狙いとみられる。 岸田首相は15日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し1億ドルの円借款の用意があると伝えている。
リトアニアのランズベルギス外相は10日、一時的な物価や電気料金の上昇は考えられるが権威主義の中露への依存からは脱却すべきだと語った。また中露がもたらす密接な課題に対処するため世界規模の協力が必要だとした。訪問先のカナダの
[ワシントン/モスクワ 12日 ロイター] - バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領は12日、ウクライナ情勢を巡って電話で約1時間会談したものの、緊張緩和に向け事態が大きく動くことはなかった。バイデン氏は、ウクライナに侵攻すれば西側は断固として対応し、モスクワは孤立すると警告。プーチン氏は、ロシア側の懸念が受け止められていないと伝えた。 米ロ双方とも、大きな進展はなかったとしている。
緊張状態が続くウクライナ国境情勢をめぐり、林芳正外相は8日の記者会見で、ロシアが同国に侵攻した場合の米国と連携した制裁措置について言及した。日本政府はクリミア侵攻の2014年にも欧米と協調した制裁を実施しており、今回も同
[パリ 28日 ロイター] - フランスのルドリアン外相は28日に行われる仏ロ首脳による電話協議について、ロシアのプーチン大統領が「協議と対立」のどちらを望んでいるか仏側は見極める意向と述べた。 ルドリアン氏はRTLラジオの番組で、西側諸国はウクライナ問題について、まだ対話が可能と考えているが、ボールはロシア側にあると話した。 プーチン氏は情勢を不安定にしたいのか、それとも緊張を緩和したいのか、と
[モスクワ 11日 ロイター] - ロシアは11日、ウクライナとの国境付近で戦車と実弾を使った軍事演習を実施した。 ロシア国防省によると、ロシア南西部の4地域で約3000人の兵士が模擬戦闘を含む訓練に参加した。 ロシアと米国は10日にジュネーブで「戦略安保対話」を実施し、ウクライナを中心とする欧州の安全保障に関して協議したばかり。 ロシア大統領府のペスコフ報道官は、10日に米国とオープンで直接的な
[ストックホルム 9日 ロイター] - ウォレス英国防相は9日、ロシアのプーチン大統領に対し、ロシア軍がウクライナに侵攻した場合には長期的に深刻な結果を招くと警告した。 「ロシアがウクライナの主権を脅かすような行動をとれば、深刻な結果を招くだけでなく、ロシアにとっても長期的な影響を及ぼす」と指摘。プーチン大統領に対し、ウクライナ周辺での致命的な戦争につながりかねない行動から身を引くよう求めた。
[キエフ 9日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、ウクライナ東部での紛争問題を巡り、バイデン米大統領と1時間半にわたり協議したとツイッターで明かした。 ゼレンスキー大統領は「米大統領はプーチン氏(ロシア大統領)との会談内容を伝えてくれた。またウクライナ東部ドンバス地域での紛争を解決するための可能なフォーマットについて議論し、ウクライナの内部改革の方向性についても協議した」とした
米バイデン大統領は7日、ロシアのプーチン大統領とオンライン会談を行い、ウクライナ情勢などを協議した。バイデン氏は、ウクライナ周辺に展開するロシア軍の動きに「深い懸念」を示し、武力侵攻が行われた場合には同盟国と連携して強い
[ニューデリー 6日 ロイター] - ロシアとインドは6日、プーチン大統領の訪印に合わせ、通商と防衛に関する複数の合意に調印した。60万丁を超えるロシアの自動小銃カラシニコフをインド国内で製造する案件などが含まれており、米国がインドに対する制裁措置を導入するリスクがある。 ロシアのプーチン大統領は、ラブロフ外相とショイグ国防相と共にインドを訪問。両国は軍事・技術協力協定を2031年まで延長し、