アメリカの公式発表はまたしても、インフレは緩和し、冷え込み、落ち着き、全般的に心配は減っているという内容だった。現実はそうではないようだ。
金融政策当局者らが中銀の2%のインフレ目標に向けて「さらなる進展が見られない」との見方を示したため、連邦準備制度理事会は金利を23年ぶりの高水準に据え置いた。パウエルFRB議長は、インフレが下降に転じるとの確信が以前より低くなっていると述べた。
エコノミストたちは、米国における不法移民の増加に懸念を示している。彼らは、不法移民が米国の雇用市場と経済の実態を覆い隠していると考えている。
アルゼンチンのカプト経済相は19日、2月のインフレ率は前月比で20%よりも10%に近い水準になるとの見通しを示した。
アルゼンチン国家統計局が15日発表した第3・四半期の経済成長率は前年同期比マイナス0.80%となり、景気後退(リセッション)に突入した。アナリスト予想はマイナス0.70%だった。
台湾中央銀行の楊金龍総裁は9日、大幅な対米貿易黒字について「解決策がないわけではない」が、時間が必要だと指摘、中銀は台湾ドルの下落ペース抑制を重視していると述べた。
中国国家統計局は15日、中国の1~3月期国内総生産(GDP)は前年同期比6.7%増と発表した。世界金融危機発生後の2009年1~3月期、GDP6.2%増以来の低水準となったが、政府が設定した「6.5~7%」GDP成長率目標を一応達成した形となった。
2016/04/18
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2010/12/24