中国国営中央テレビ(CCTV)の女性キャスターがこのほど、生放送のニュース番組でビデオテープ映像が流れる間に、自前のスマートフォンを操作する場面が映されるハプニングが起きた。国内インターネット上では、「責任感がない」「プロ意識がなさすぎる」と批判のコメントが集まった。
12月10日午後に放送されたCCTV「ニュース生放送室」(中国語は、新聞直播間)の番組で、ニュース内容を紹介するビデオテープ映像が流れている時、突然画面が同番組のスタジオに切り替えられ、女性キャスターの紫凝氏がスマートフォンを操作している映像に切り替った。紫氏がこの様子を全国に生放送されているのを知らずに、操作を3秒以上続けていた。番組ディレクターに注意された後、紫氏はやっとスマートフォンを閉じ、続けてニュースを報道した。
国内交流サイト(SNS)の微博に投稿されると、多くのネットユーザーから「責任感が全くない、解雇して」「プロ意識がなさすぎる」「携帯をいじりたいなら、スタジオの外でやってよ」などと批判のコメントが集中した。
中央テレビのキャスターが近年番組放送中に、キャスターらがあくびをしたり、化粧を直したりするなど、プロ意識を疑われるハプニングが相次いだため、ネットユーザーらは「CCTVキャスターは生放送中のミスが多すぎるから、解雇し出したら、残る人がもういないんじゃないか」「CCTVのキャスターはニュース原稿すらきれいに読めないくせに。特に生放送の時、その人がプロかどうかが分かる」と皮肉った。
(翻訳編集・張哲)
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