米当局、中国人富豪の妻を逮捕 トウモロコシ種の窃盗容疑

2014/07/03
更新: 2014/07/03

【大紀元日本7月3日】米国のトウモロコシ栽培会社から企業秘密を盗んだ疑いで、同国当局は2日、ロサンゼルスで中国籍のモウ・ユン(42)容疑者を逮捕した。米政府系メディア「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」が報じた。

それによると、同容疑者はアイオワ州にあるトウモロコシ畑から遺伝子組み換え種子を盗み、研究活動のため中国に送ったという。同トウモロコシ種子は、害虫抵抗性を有する新品種として知られている。モウ容疑者の弟を含むほかの共謀者6人も昨年12月、同じ容疑で逮捕された。

モウ容疑者は北京大北農科技集団(DBN)の創始者ショウ・コンホ氏の配偶者であり、傘下にトウモロコシ種子会社を持つ同集団は、米誌「フォーブス」に発表された「2013中国民間企業トップ500社」の368位にランクインされている。

(翻訳編集・王君宜)
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