【大紀元日本6月25日】南アフリカ大統領府は、元大統領のネルソン・マンデラ氏が、入院中の病院で危篤に陥ったとの発表を23日夜に行った。ズマ大統領は、翌24日に開かれた記者会見の中で、依然として危険な状態が続いていることを明らかにした。
マンデラ氏は、反アパルトヘイト(人種隔離政策)闘争を率いた人物として知られており、1993年にノーベル平和賞を受賞、翌94年に黒人初の南アフリカ大統領に就任した。
同氏は現在94歳で、肺の感染症を患っており、去年12月に手術を受けてから入退院を繰り返していた。
(翻訳編集・森 豪太)