【大紀元日本1月22日】18日から21日までの中国・胡錦濤国家主席の訪米を受けて、中国国内の人権問題について抗議する多数の団体が、アメリカ各地からワシントンDCにあるホワイトハウス前に集まり、抗議集会を開いた。在米の台湾独立派の活動家や、中国国内で弾圧されている法輪功学習者、チベット、新疆ウイグル、内モンゴルなどの民族団体、各国の民主活動家たちが胡主席訪米期間中、連日の訴えを続けた。
集会参加者は、それぞれの団体を代表する横断幕や旗を掲げたり、「共産主義政権下に生きる人々には、民主も自由も人権もない」「中共は解体せよ」と書かれたメッセージボードを持って、中国政府に対して強い非難の声を上げた。
中国の人権問題への批判は、米国議員たちも明確に示している。ホワイトハウスで開かれた晩餐会には、上下院のトップであるベイナー下院議長(共和党)とリード上院院内総務(民主党)ら多くの議会指導者らが出席を拒否した。また、ベイナー下院議長は20日に開かれた胡主席との会談の後、メディアに対して、「信教の自由を認めないことを含めた人権侵害への強い懸念を伝えた」と述べ、胡主席に中国の人権問題で改善を求めたことを明らかにした。
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