【大紀元日本12月25日】赤ちゃん用オムツの中から錆びた刃が5枚も見つかるという事件が中国で起きた。
広東省仏山市在住の潘さんは11月に、息子がつけているオムツに錆びついた刃5枚があるのを発見した。クレームを受けたオムツの製造業者は今月20日、指摘された刃がオムツの製造時に混入したことを認めて謝罪した。
広州日報によると、11月3日午前、潘さんの妻は、生まれてまだ38日目の息子がオムツを触りながら泣きやまない異常な行動を不審に思い、オムツを調べた。すると、切り裂いたオムツの中から錆びた刃が4枚も出てきたという。オムツから突起した刃が赤ちゃんの下半身に当たっていたため、その部分が赤く脹れあがったという。
クレームを受けたオムツの製造業者・全日美実業(上海)有限公司の顧客サービス責任者周さんは、潘さんから問題のオムツを受け取り、詳しく調査を行った際、オムツから新たに1枚の刃が見つかったという。20日、全日美社は、オムツの製造過程で、原料を添加する際に機械に使用していた刃が混入したものと、調査結果を潘さんに伝えた。
21日、刃に当たって一時、傷を負った息子の健康を懸念する潘さんに対して、全日美社は8000元(約10万円)の見舞金を渡した。全日美社はかつて、オムツをナプキンとして販売した際にもクレームが寄せられている。
(翻訳編集・豊山)
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