【大紀元日本10月13日】アメリカ政府が、オバマ政権になってから初となる臨界前核実験を、9月に行っていたことが明らかになった。同国エネルギー省がインターネットで発表した文章によると、先月15日、ネバダ州の核実験施設で、24回目の臨界前核実験を実施したという。臨界前核実験を実施したのは4年ぶりで、オバマ政権下では初めて。
臨界前実験はCTBT(包括的核実験禁止条約)でも禁止されておらず、今回の実験についても問題はないとアメリカ政府は主張しているが、オバマ大統領の「核なき世界」を目指す訴えと矛盾すると国際社会から批判されることが予想される。
(佐渡)