【大紀元日本3月2日】世界同時株安が発生して三日目の3月1日、アジア主要株式市場株価は大幅に続落した。当日、東京株式市場と上海株式市場の下げ幅が最も大きかった。
日経平均株価(225種)は投資家の利益確定の売り注文が膨らみ、一時前日終値比でおよそ300円安となった。最終的に、前日終値比で150.51円安の1万7453.51円で取引を終えた。取引出来高は31億8000万株で、前日より5億1千万株減となった。
上海総合株価指数は2月28日に反発(上げ幅およそ4%)したものの、利益確定やリスク回避の売りで1日再び下落し、前日終値比で83.88ポイント安の2797.19で引けた。当日の下げ幅は2・91%。
上海総合株価指数の続落を受けて、香港ハンセン指数は続落し、1日さらに1・55%下げ、前日終値比で304.91ポイント安の1万9346.60で取引を終えた。7週間ぶりの安値となった。
シンガポールST指数は2月28日に3・96%と大幅に下落した。1日には、前日終値比で11.57ポイント安の3092.58で引けた。
オーストラリアのASX指数は1日前日終値比で22.3ポイント安の57810.2で取引を終えた。
ニュージーランドのNZX指数とインドのSensex指数は上昇した。NZX指数は前日比で11.71ポイント高の4918.83で引けた。インドのSensex指数は前日比で221.46ポイント高と大幅に上昇した。しかし、インドの株式市場関係者は株価の上昇が下落の兆しだと悲観的な見方を示した。