【大紀元日本7月23日】香港・中国人権民主運動情報センターは20日午前、地方から来たとみられる男性農民が北京の天安門広場で焼身自殺を図り、重度の火傷を負ったことを明らかにした。男性は現在、救急措置を施されているという。北京当局は、自殺の原因の調査を急いでいる。中央社が伝えた。
現場付近にいた目撃者の証言によると、同日午前9時頃、男性は天安門広場で焼身自殺を図ったが、現場に駆けつけた大勢の公安職員および救急隊員によって、火は消し止められ、男性は現場から運ばれた。事件発生から終了まで、ほんの数十秒間だったという。
天安門広場管理委員会は、焼身自殺を図った男性は、地方から来た農民であることを明らかにした。しかし、情報センターが駐北京10カ省の政府当局に宛てた問い合わせに対して、いずれも回答はなかった。天安門公安支局は同事件の発生を認めたが、詳細についてのコメントは控えているという。
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