昔々、森の中にゾウたちが暮らしていました。近くの池で、ゾウたちは水を飲んだり水浴びを楽しんだりしていました。ある年、日照りがつづき、池がカラカラに干上がってしまいました。
2020/04/08
人生の教訓となる言葉の数々、それが格言です。「与える心に多くが集まる」「与えることによって与えられる」こんな格言がぴったりの昔話をご紹介させて頂きます。
2020/03/30
古代中国において、雷は神の怒りと考えられていました。人間が神に逆らい、人道に反すれば、神は雷をもって善悪を正し、邪な者に罰を下します。「自然」は存在せず、すべての現象には理由があるのです。
2020/02/04
奈良時代、河內国に利荊女という人がいました。彼女は幼い頃から心身が清らかで、悟性が高く、仏法を尊ぶ心を持っていました。彼女はいつも家で仏経を誦しましたが、行き来する人たちはみんな彼女の読経を聞くのを楽しんでいました。
2019/09/02
遠い昔、大和国に転乗という僧侶がいました。彼は気が荒くて、常に怒っていました。転乗は小さい頃から仏経を読むのが好きで、毎日仏経を読むのを楽しんでいました。
2019/09/02
昔、近江国にお坊さんがいて名を賴真と言い、9歳の時、金勝寺に入りました。彼は記憶力に優れていて、僧の経を読誦するのを聞くと、すぐ覚えるようになりました。
2019/09/02
人生の教訓となる言葉の数々、それが格言です。「与える心に多くが集まる」「与えることによって与えられる」こんな格言がぴったりの昔話をご紹介させて頂きます。
2019/08/20
『竹取物語』は、『源氏物語』の絵合の巻に於いて「物語の出で来はじめの祖」と評され、日本最古の物語とされています。伝承された説話をもとに10世紀中頃までに成立し、作者は未詳となっています。
2019/08/16
昔々、森の奥深くに仙人が暮らしていました。ある日、仙人が食事をしようと腰をおろしたときのことです。突然、空から鼠(ねずみ)が落ちてきました。どうもカラスが落としたようです。仙人は鼠を家に入れ、お米を食べさせてやりました。
2019/03/04
昔々、ある村にジャナルダンという名前の裕福な商人が住んでいました。あるとき大雨が降り、村の近くを流れる川があふれて洪水が起こりました。村全体が水につかり、畑も家も仕事場も被害を受け、たくさんの人々や家畜が死んでしまいました。
2019/02/28
二千五百年ほど前の中国でのことです。偉大な哲学者で教育者でもあった孔子には、数えきれないほどたくさんの教え子がいました。教え子の多くは直接教えを受けるために、はるばる遠くから孔子の住む魯(ろ)の国にやって来ました。陳亢(ちんこう)もその中のひとりでした。
2019/02/26
昔々、森の中に一匹のトラが暮らしていました。年を取り、もう自分で獲物を捕ることもできませんでした。ある日、トラは、湖のほとりで金の腕輪を見つけました。
2019/02/25
昔々、あるところに石工が暮らしていました。石については豊富な知識があり仕事ぶりが丁寧だったため商売はうまくいっていました。山の石切り場から石を切り出すのは骨の折れる仕事でしたが、人をうらやましく思ったり高望みしたりすることもなく、幸せに暮らしていました。
2019/02/22
昔々、森の中にゾウたちが暮らしていました。近くの池で、ゾウたちは水を飲んだり水浴びを楽しんだりしていました。ある年、日照りがつづき、池がカラカラに干上がってしまいました。
2019/02/20
中国の明の時代、江蘇省の江陰に張畏岩(チョウ・ワイガン)という男がいました。地元では文章の達人として知られていました。ある年、張畏岩は役人になるための科挙という試験に落ちました。
2019/02/19
イスラエルのお話です。昔々あるところに、きれいな庭園に囲まれた豪邸を持つ大金持ちがいました。庭園をもっと美しくしようと、金持ちは使用人たちに土の中からいらない石を掘り出し、塀の外に投げ捨てるよう指示しました。使用人たちは毎日、塀の外に石を捨てる作業を繰り返しました。
2017/01/31