中国CCTVの女性記者を一時拘束 英保守党会議でスタッフを平手打ち

9月30日、イギリス中部バーミンガムで与党の保守党が主催した会議で、中国国営中央テレビ(CCTV)の女性記者(48)がボランティアスタッフの香港人男性(24)の顔を叩(たた)いたとして、地元の警察当局に一時拘束された。中国の駐英大使館は、対応が「不当だ」として、保守党に謝罪を求めている。騒動は外交問題に発展している。
2018/10/03

香港共産党が結党宣言するも「茶番」の可能性 

中国当局の任命を受ける香港政府は24日、国家の安全と公共の安全に関わるとして、政治団体「香港民主党」に対して活動禁止を決定した。1997年中国返還後、初めてのことだ。いっぽう、24日当日、「香港共産党」と名乗る政治団体がフェイスブック上で、香港政府保安局局長あてに結党の書簡を提出したと書き込んだ。
2018/09/28

チョウ・ユンファ 大スターになっても謙虚でいられるワケは?

「ある人物の人格を試したかったら、権力を与えてみることだ」とはリンカーンの言葉。富と名声に溺れず、地に足のついた生活を送れる人が、本当の賢人です。謙虚で「フツーの感覚」を大事にする俳優のチョウ・ユンファさん(63)はそんな一人かもしれません。
2018/07/29

村上春樹さんの「騎士団長殺し」香港「わいせつ図書」と認定 市民が反発

村上春樹さんの長編小説「騎士団長殺し」は香港で「わいせつな性描写がある」として、18歳未満への販売を禁止された。この決定に対して、21団体の市民2100人は「香港に恥をかかせた」と非難、撤回を求める署名活動を展開している。
2018/07/27

中国の航空会社、台湾を「海外」扱い 国際料金を取るためか

中国当局が4月末、外国の航空各社に対して、台湾を「中国台湾」と明記するよう要求したことについて、中国国内世論にも関心が高まっている。一部のネットユーザーは、「なぜ国内の航空会社が香港・マカオ・台湾行きを『国際便』として扱っているのか」と違和感を覚えたという。
2018/05/29

「4.25直訴活動」19周年、香港で大規模な記念イベント

中国当局からの弾圧を受ける気功グループ、法輪功の愛好者たちは15日、1999年4月25日、多くの愛好者が北京にある中国政治中枢の「中南海」で行った陳情活動を記念するため、香港の繁華街で集会とデモ行進を行った。
2018/04/18

ディズニー実写版「ムーラン」、アクション俳優ドニー・イェン出演へ

近年米ハリウッドで活躍する香港アクションスター、甄子丹(ドニー・イェン)氏がウォルド・ディズニーの実写版「ムーラン」に出演することがわかった。イェン氏は、主人公・ムーランの師、「タン将軍」役を演じる予定。ムーラン役は、米国籍中国系女優の劉亦菲(リウ・イーフェイ)氏が抜てきされた。
2018/04/14

【写真】夜景が最も美しい世界5つの都市

まるで宝石箱のように輝く幻想的な夜景には、誰もが目を奪われる。
2018/04/05

中国人富裕層の投資先 香港離れ加速、脱税防止制度の影響で

世界コンサルタント大手キャップジェミニの統計によると、中国人富裕層は投資先を香港からシンガポールに移転する動きを加速化している。香港政府が昨年、脱税や租税回避の行為防止として「共通報告基準(CRS)」国際制度に加盟したことが主因だ。同制度では、香港の金融機関が中国当局に利用者の口座情報を提供する義務がある。ブルームバーグが8日伝えた。
2018/02/10

香港最高裁「2審判決」取り消し 雨傘運動元学生リーダーが即時釈放

香港終審法院(最高裁に相当)は6日、2014年大規模な民主化運動「雨傘運動」を主導し、違法集会と問われている元学生団体リーダーの3人に対して、2審での実刑判決を取り消し、16年8月の一審判決を指示する判決と言い渡した。元学生リーダーは、「2審判決を覆されたが、(民主化運動に関して)完全な勝利ではない」と厳しい見方を示した。
2018/02/07

今もなお38人拘留、中国での報道環境ますます悪化=国際団体

国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は2月2日、中国の報道の自由についてまとめた年次レポートを発表した。このなかで、現体制下では「中国、台湾、香港、マカオにおける言論の自由に対する抑圧が強くなり、情報封鎖は厳しくなった」と指摘した。
2018/02/04

香港市民、台湾への移住増加 政治不安で=米VOA

中国当局が支配を強める香港では、政治環境を懸念して台湾に移民する市民が増えている。米ボイス・オフ・アメリカ(VOA)が2日伝えた。
2018/02/02

世界自由度ランキング、日本はアジア1位 香港は後退=米人権団体

米国に本部を置く国際NGO団体フリーダム・ハウス(Freedom House)が15日、世界各国の自由度を格付した報告書「世界自由度2018」を発表した。なかで100点満点(もっとも自由)に対し、中国は14点、香港は59点とそれぞれ「不自由」と「一部自由」のランクに分類された。
2018/01/20

香港で台湾市民の水際送還が多発、10月以来10人

台湾の作家で社会運動活動家の張鉄志が16日、香港空港で強制送還されている。10月末から現在まで、少なくとも10人の台湾人は入境できず、水際送還に遭っている。
2017/12/11

中国高官、香港の一国二制度を相次いで否定

中国当局の駐香港高官がこのほど、高度の自治を保障する『香港基本法』は当局が制定した憲法の関連法だとの認識を示し、香港は返還後から「中国共産党の支配下にある」と発言した。専門家は、中国高官が公の場で一国二制度を露骨に否定したのは初めてだとした。
2017/12/07

香港経済が直面する4大リスク「不動産の過大評価に要注意」=IMF

国際通貨基金(IMF)は29日発表した香港訪問の初期評価の中で、リスクの均衡状態が昨年より改善されたが、不動産価格の下落、金融引き締め圧力の予期せぬ上昇、中国本土の経済調整による不均衡、中国本土・香港経済的一体化の後退という4大リスクへの注意を呼びかけた。
2017/12/01

香港市民、ビーチのごみを拾う日本人幼稚園児を称賛

香港にある日本人幼稚園の園児らが同市のビーチで遊んだ後、ごみを一つ残さずに持ち帰ったことに、香港市民は「神級自律(神的な自律精神)だ」と熱烈に称賛した。
2017/11/02

「国籍を隠す北朝鮮にうってつけ」香港で資金洗浄される闇マネー=CNN

北朝鮮が香港に100社を超えるペーパーカンパニーを設立し、金正恩体制における核兵器開発のための資金を調達している。米CNNが報じた。北朝鮮への資金源を断とうと試みる国際社会の制裁にもかかわらず、数多くの抜け穴により資金ルートの遮断にいたっていない。
2017/10/20

英人権活動家、香港で入境拒否 「一国二制度が死にかけている」

イギリスの人権活動家・ベネディクト・ロジャーズ氏は11日、香港出入境管理当局に入境を拒否された。同氏はイギリス保守党人権委員会の副主席を務めており、香港の人権状況を繰り返し批判している。入境拒否は中央政府が決めたという。香港メディア各社が12日に報じた。
2017/10/16

中国共産党批判の香港誌、休刊ヘ

中国共産党第19回大会を控える敏感な時期に、共産党政権を批判してきた香港政論誌「争鳴」と「動向」が10月号を最後に休刊すると発表した。理由は公式には発表されず、創刊者の死去が原因ではないかと報道されている。
2017/10/05

雨傘運動3周年、香港で記念集会 「民主化への希望を捨てていない」

2014年9月28日に香港で起きた「雨傘運動」は今年で、3周年を迎えた。現地時間9月28日午後5時頃、30の民主化団体が香港中心部の金鍾地区で記念集会を行った。
2017/10/01

香港メディア「中国は元首制へと移行すべき」

香港メディアが中国の国家体制について、現行の集団指導体制から西側諸国と同様の元首制への変更を提案する記事を掲載した。同時に、中国共産党の最高指導部「中国共産党政治局常委委員会委員(七常委)」に適用されている不文律「七上八下(68歳定年制)」を破棄することも求めている。
2017/09/05

香港でデモ、学生リーダーへの判決に抗議 「雨傘運動」以来最大規模

香港では現地時間20日午後、香港司法当局がこのほど、2014年民主化を求める大規模なデモを主導した元学生リーダーを含む16人に実刑判決を下したことに抗議して、約10万人の市民が香港島中心部でデモを行った。
2017/08/21

香港「雨傘運動」主導者に実刑判決、元リーダーらは「諦めないで」

香港高等法院(高裁)の上訴法廷は現地時間17日午後16時、2014年秋大規模な民主化運動「雨傘運動」を主導した元学生リーダーの黄之鋒氏ら3氏に対して、違法集会や扇動などの罪で6カ月から8カ月の実刑判決を下した。
2017/08/19

高速鉄道計画、香港で中国警察の司法権を認可か 民主派議員ら反対声明を発表

香港政府は7月25日、来年開通する予定の中国本土と香港を結ぶ高速鉄道について、中国への出入りに必要な出入境審査施設を香港側の駅にし、中国警察当局に対して香港での司法権行使を認める方案を発表した。民主派議員らは、同方案が高度な自治を保障される一国両制度を侵害したと批判し、方案反対の声明を発表した。
2017/08/01

中国でビジネスを成功させるためには?「敏感な話題」に注目

中国でビジネスを成功させるためには、どうすればよいだろう。中国人が招く酒宴に参加し、中国の経済発展を称賛すればいいのだろうか。
2017/07/01

習近平氏が7月に香港訪問 当局は最高レベルの警備態勢

7月1日の香港本土復帰20周年記念日に合わせ、習近平氏が香港を訪問する。香港メディアが報じた。香港に一大拠点を持つ同氏の敵対派閥江沢民派による妨害工作などを防止するため、香港警察は最高級の警備態勢を取ると予想されている。
2017/06/08

中国国際航空CA428便、管制指示無視 あわや衝突事故

中国国際航空のエアバスA320旅客機は4日夜、香港国際空港を飛び立った直後に地上管制塔の指示通りに飛行せず、あわや山に衝突するところだったことが、わかった。
2017/06/06

日本人の男性はすばらしい 香港の記者が感心したこと

最近、香港の新聞でこんな記事を読んだ。日本人の夫を持つ香港の女性が、子供を連れて香港ディズニーランドへやってきた時のエピソードである。
2017/05/19

ベッカム氏の発言で激突 香港人ユーザーVS中国人ユーザー

サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏はこのほど、香港と上海でのイベントに出席した。その後、交流サイト(SNS)インスタグラム自身のアカウントに投稿し、「中国での素晴らしい48時間」(Great 48 hours in China)と綴った。しかしこの投稿に香港人ネットユーザーと中国本土のネットーユーザーの間で、香港は中国の一部かどうかについて、激しい論争が巻き起こした。29日現在、約中国語、広東語と英語で書き込まれたコメント数が4699に達した。
2017/03/30