防衛省統合幕僚監部は、中国共産党(中共)軍とロシア軍の情報収集機が9月5、6の両日、日本周辺を飛行したため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進したと発表した。飛行範囲は、北方のオホーツク海から南西方面の沖縄本島沖まで広域に及んだ。
中共軍機、沖縄本島沖で反転
9月6日午後、中共軍のY-9情報収集機1機が大陸方面から飛来し、東シナ海上を長崎県の男女群島南方まで飛行した。

同機はその後、南西方向へ進み、沖縄本島沖で反転して北東方向へ飛行した。さらに男女群島南方で進路を変え、大陸方面へ向かった。
この飛行に対し、航空自衛隊の西部航空方面隊などの戦闘機が緊急発進して対応した。
ロシア軍機、宮城県沖まで南下
9月5日には、ロシア軍のIL-20情報収集機1機が午前から午後にかけて日本周辺を飛行した。


同機は大陸方面から飛来し、オホーツク海を経由して太平洋へ進出した。宮城県沖まで南下した後に反転し、再びオホーツク海を経由して日本海に至った。
航空自衛隊の北部航空方面隊などの戦闘機が緊急発進して対応した。
中露の情報収集機による飛行は、南西方面から東北沖、日本海側に至る広い範囲で相次いだ。防衛省は一連の飛行を引き続き注視している。
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