中国で検査でも見抜けない「純金偽装」が発覚し、各地の金店が被害に遭っていたことが分かった。
発端は、江蘇省の買取店が買い取ったネックレスだった。重さ46グラムのこの品は、店頭の検査で「純度99.9%の金」と判定され、約2万5千元(約50万円)で買い取られた。
しかし翌日、本部で再検査したところ、実際の金の割合は約70%しかなかった。
このネックレスには、タングステンやレニウムといった、金に似た性質の金属を混ぜていた。これらは一般的な分析機器では検出できない種類の金属で、検査結果は「純金」のまま表示していた。
さらに、見た目や重さ、溶ける温度も金と非常によく似ており、火であぶる検査でも違いが出にくい。
これらの金属は金に比べて大幅に安く、コストを抑えながら見た目だけを本物に近づけることができる。
捜査によると、この手口で作られた偽装品は4キロ以上にのぼり、上海や江蘇、浙江、江西など少なくとも72の店舗が被害に遭っていた。
関係者4人はすでに有罪判決を受け、最長で7年の実刑となった。
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