「異なる立場を威圧する措置受け入れられず」 政府 中共側に古屋圭司氏への制裁撤回要請 

2026/03/30
更新: 2026/03/30

尾崎正直官房副長官は30日の記者会見で、自民党の古屋圭司衆院憲法審査会長に対する中国共産党政権の制裁について、「中国側が自らと異なる立場のものを威圧するかのような一方的措置を取ることは断じて受け入れられない」と語った。

中国外務省は30日、古屋議員に中国への入国禁止や中国国内の資産凍結などの制裁措置を決定したと発表した。同日から有効だとしている。

理由について、中共政権側からの強い反対にも関わらず、古屋氏が「繰り返し台湾を訪問し、台湾独立の分裂勢力と結託し、中国の主権と領土の一体性を著しく損なっている」などと主張している。

これに対し、尾崎正直官房副長官は30日の記者会見で、「国民の代表たる国会議員の表現の自由はわが国の民主主義の根幹であり、尊重されるべきであると考える」と述べ、「中国側が自らと異なる立場のものを威圧するかのような一方的措置を取ることは断じて受け入れられず、日中関係の観点からも極めて遺憾だ」と表明した。

その上で、中国側に外交ルートを通じて速やかに措置を撤回するよう求めたと明らかにした。

古屋氏は、超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の会長を務めており、直近では今月15日から16日にかけて台湾を訪問して頼清徳総統と会談している。

昨年9月、中国外務省は、日本維新の会の石平参議院議員に対して同様の制裁を科している。

エポックタイムズ記者。日本の外交をはじめ、国内外の時事問題を中心に執筆しています。