目次

• さらに多くの中国共産党のスパイや情報提供者が明らかになる
• 中国共産党による海外での法輪功攻撃はアメリカに対する「新戦略」の一部
• ニューヨークタイムズの攻撃の背後には中国共産党がいる
• 中国共産党はアメリカ政府の法輪功支援を懸念している

中国共産党（中共）が、アメリカにおける法輪功の活動を妨害するという新たな事実が明らかになった。内部情報と国際的な動向に基づき、この攻撃は単なる迫害を超え、アメリカ政府の政策に対する直接的な影響を狙っていると推察している。中国政府高官からの秘匿情報によれば、法輪功に対する中共の最新の動向は、習近平政権のアメリカに対する広範で姑息な戦略の一環である。

この記事では、中共がどのようにして法輪功とその支持者に対して圧力を加え、アメリカ政府の政策に影響を与えようとしているかを詳しく解説する。

アメリカのニューヨークタイムズは、神韻芸術団、大紀元、法輪功に対する攻撃を続けている。一方で、中共の内部関係者は、海外での法輪功に対する中共の攻撃は、アメリカ攻撃計画の一部であると指摘している。中共は、アメリカ政府が法輪功を支援することを懸念し、世論戦の最低目標は、トランプ次期大統領と法輪功の関係を破壊することであるという。

法輪功迫害追跡国際組織（略称「追查国際」）は、1月6日に特別報告を発表し、中共からの最新の機密情報を明らかにした。

さらに多くの中国共産党のスパイや情報提供者が明らかになる

「追查国際」の情報によると、中国国内で法輪功に対する大規模な逮捕が行われ、ハルビン市では100人以上が逮捕された。警察のトップ王小洪（おうしょうこう）の指示に従い、国家安全部トップの陳一新（ちんいっしん）の法輪功撲滅計画が実行されている。この計画は共産党の上層部の承認を得ており、中共は次のステップでさらに多くの資源と動員をして法輪功を攻撃する可能性が高い。

報道によると、中共の上層部が最も急を要して欲しているものは、トランプ氏の真の態度を正確に把握することである。彼らはトランプ氏の本当の意図を理解できず、トランプ氏が中共に対して、どのような措置を講じるかが分からないため、非常に恐ろしい状況に直面して、不安に慄いている。中共の情報部門は、この問題解決に全力を尽くしているため、その結果、アメリカで潜伏しているスパイや情報提供者が露見する可能性が高まっている。

中共の上層部からの圧力は強く、多くの事柄を真剣に計画できず、ぼろが出る可能性が大きい。これはまた、海外において、中共に対する反撃の良い機会でもある。中共は、アメリカのFBIが法輪功の学習者と協力することを非常に懸念している。

中国共産党による海外での法輪功攻撃はアメリカに対する「新戦略」の一部

「追查国際」の報告によれば、現在の中共の上層部が法輪功を攻撃する理由は、1999年の江沢民の時代と異なる。江沢民は個人的な嫉妬から法輪功の創始者、李洪志氏が自分の地位に影響を与えることを恐れ、法輪功の発展を妨げた。

一方で、習近平の場合は異なる。報道によると、習近平は2018年に憲法を改正し再任を確定させ、権力が非常に安定したことから、次の戦略的目標はアメリカとなっている。習近平の側近たちは、中国が非常に強大に発展したと考え、中共の力が、国際社会に認識されるのは時間の問題だと見ている。

そのため、中共はもはや鄧小平の言った「韜光養晦（とうこうようかい）（自分の才能や実力を表に出さず、ひそかに養い育てること）」と江沢民の「悶声大発財（もんせいだいはっさい）（悶々とした苦労や困難を乗り越えた後に、大きな財産や成功を手に入れること）」を続けることができず、明確な戦略的方向転換を定める必要があると考えている。

その時以来、中共はあらゆる分野でアメリカを標的にしている。これは、中共が台頭し、「中国の夢」を実現したいと考えている一方で、アメリカがこれを決して受け入れないため、米中間の対立が避けられないからである。

報道によると、中共は法輪功に詳しい世論工作員を選び出し、法輪功攻撃運動に参加させている。彼らは法輪功がアメリカの法律に違反し、アメリカ政府を無視しているという噂を作り、デマによる世論を通じてアメリカ政府に法輪功への支持を中断させるよう圧力をかけ、最終的にはアメリカから法輪功を排除することを目指している。

さらに、中共の主な目標は、トランプ氏が正式に就任する前後までに、法輪功とアメリカの関係を徹底的に破壊することである。アメリカから法輪功を排除できれば最高だ。しかし、最低限でも、トランプ氏と法輪功の関係を破壊することが目標である。ここ数年、中共の上層部は、各級官員の訓練でこの問題を強調している。

習近平は、「アメリカと対抗する」のは彼の個人的な考えではなく、中国（共産党）の発展における必然的な経験であることを、部下に理解させる必要があると言っている。

2018年以降、中共の対外活動の焦点はアメリカに移っている。法輪功の創始者はアメリカにおり、アメリカの法輪功学習者と中国本土の法輪功学習者の相互作用は習近平政権にとって大きなリスクとなっている。

特にトランプ氏が就任した後は中共に対抗するため、アメリカにおける法輪功の排除は中共の高層の共通認識となっている。

情報源によると、中国のある地方で数名の日本のスパイを発見して上層部に報告したが、誰も気に留めなかった。しかし、中共の上層部と習近平は、アメリカに関するすべての事柄には特に注目しているという。上層部は業務指示の中で、アメリカに関する情報を重点的に調査するよう求めており、これは近年の中共上層部の常態となっている。また、英語の大紀元はアメリカで持つ重要な影響力があるため、大紀元および関連する重要人物を真っ先に攻撃する背景となっている。

このような状況下で、中共の上層部各派はアメリカで何らかの動きを起こし、習近平の好意を得ようと考えている。これが陳一新（中国共産党国家安全部部長）が法輪功を攻撃する重要な背景でもある。

ニューヨークタイムズの攻撃の背後には中国共産党がいる

「追查国際」が公開した中共の漏洩情報によると、ニューヨークタイムズが大紀元や法輪功の創始者、神韻に対して行った攻撃事件の背後には、中共が関与し、多くの資源と動員をしている。この件は中共国家安全部の管理下ではなく、統一戦線部や対外宣伝部門の工作員システムによって進められているという。

報告によると、中共の海外勢力は複数存在し、軍を含む各大部門が海外で各自の情報システムを持っている。陳一新の目標は、中共のアメリカにおけるスパイや情報資源を統合することだが、それは非常に難しいという。

中共のアメリカにおけるスパイシステムの役割は、中共に対する脅威に対抗することであり、公安と国家安全部門の仕事である。例えば、法輪功や海外の民主運動は、中共にとって公然と反中共と見なされる団体に該当する。一方で、影響力や地位を持ちながらも明確に中共に対抗しない者たちは、統一戦線の浸透や洗脳プロパガンダの対象となる。

さらに、文化部は「文化輸出」を担当し、体育総局は「体育に関する輸出」を担当し、対外宣伝は「海外宣伝」を行っている。五毛（政府からの報酬を得てオンラインで特定の意見やプロパガンダを投稿するユーザーを指す）は中共公安部の管理下にあり、大部分は公安が募集した人々だ。

報道によれば、ニューヨークタイムズは早い段階から大紀元や法輪功を攻撃する準備を進めており、これは中共のアメリカに対する戦略の一部である。つまり、法輪功とアメリカは密接に関連しており、法輪功の創始者や神韻、大紀元を攻撃することは、中共のアメリカに対抗するための一環ということだ。台湾や他の海外地域における法輪功のメディアや団体のプロジェクトは、それほど攻撃されていない。

すべての状況は公安部と陳一新の計画に基づいて実行されている。中共は多くの手段を持ち、法輪功が常に攻撃されている場合、アメリカでより深刻な事態を引き起こす可能性がある。中共の計画は法輪功を持続的に攻撃し続けることであり、アメリカの法輪功学習者のメディアやさまざまなプロジェクト、機関も含まれてる。

中国共産党はアメリカ政府の法輪功支援を懸念している

「追查国際」の情報によると、中共の上層部は、アメリカ政府の中には法輪功を支持している人々ばかりではないことを認識している。中共は、アメリカ政府が法輪功を助けることを非常に心配しており、アメリカにいる法輪功の創始者や大紀元、関連責任者に対する中傷攻撃は、アメリカ政府の介入がない限り短期間では収束しないことを理解している。アメリカの公式な介入によって、自らの陰謀が完全に排除される事態を避けるために中共は全力を尽くしている。

情報によれば、中共は法輪功への攻撃を放棄せず、神韻や法輪功の創始者である李先生及びその家族に対して、絶えずトラブルを引き起こす計画を立てている。中共は様々な噂を作り出し、それを異なるルートで広めるためにスパイなどの専門的な手法を用いている。その目的は、一般社会や法輪功内部の人々の法輪功創始者に対する好感や信頼を揺るがすことだ。

さらに、報道によると、中共の内部にいる良心的な情報提供者による分析によれば、法輪功が現在直面している状況は、簡単には改善されない可能性が高い。これは、中共のアメリカにおける影響力は、容易に完全に排除できるものではないためだ。

これらの中共によるアメリカに対する戦略はトランプチームにも提出される。もし彼らが中共の計画を理解すれば、非常に大きな影響を及ぼすことになるだろう。中共の邪悪さは想像することができないほど邪悪で、それはアメリカの一般市民が経験したことのない悪なのだ。

この情報は、大紀元が以前に独占的に得た情報と相互に確認できる。その情報によれば、中共が海外で法輪功を攻撃するのは、新任の国家安全部長である陳一新の権力の野心のためで、上層にアピールする計画の一つであり、その主導者とは中共の党首である習近平である。