【閲覧注意】本記事には、不快に感じる内容があります。食事前の読者はご注意ください。
中国における食品安全問題はいまに始まったことではなく、少々のことではもはや驚かない中国人。しかし神経の図太い中国人であっても、近頃暴かれた「食用油と液体燃料のタンク車混載」や「人間の死体を原材料とする油をレストランが使用している」などの驚愕実態に、衝撃をうける人は少なくなかった。
いま、中国では食品安全の問題に対して、国民意識がこれまでにないほど高まっているこの時でも、「中国の飲食店の劣悪な環境」に関する投稿が止まらない。
かなり衝撃的映像であるため、食事前や食後の閲覧はお控えください。虫が苦手な方も、パスしてください。
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「ゴキブリが飛び回る飲食店の厨房」
今月7日、浙江省杭州市の女性は市内飲食店のフードデリバリーを注文して食べた後、腹痛を起こした。原因究明をしようと女性は注文した店の厨房へ行ってみたら、目に映ったのは「おびただしい数のゴキブリが飛び回る」衝撃的光景だった。
「大量のウジが這う皿」
今月2日も、四川省成都市の火鍋店で食事をしていた男性が、大量のウジ虫が這う皿を発見した。店に問いただすと、「この食器は普段使っていないものだ」と告げられた。
根源は「道徳低下」
中国の食品安全の問題について、時事評論家の李沐陽氏は次のように指摘する。
「中国共産党統治下の今の中国では、人々は利益を最大化するためであれば、もはや手段を選ばなくなった。『自分が食べなきゃいい、他人のことは知らん』と考える人があまりに多いから、その結果、互いに傷つけ合っている」
「劣悪な厨房環境のほか、いまの中国人の食卓には、『地溝油(下水道の廃油を集めて原料にした油)』や『煤制油(石油用のタンクローリーで運ばれた食用油)』、『死体油(人や動物の死体を原料につくられた油)』が並べられている。これはもう人間界とは言えない、地獄と同じだ」
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