中国 ルアーフィッシングの「意外な」収穫

あるある? 釣りしてたら引っかかったのは「生きた子豚」=中国

2024/07/17
更新: 2024/07/18

14日、中国・上海の河で釣りをしていた男性がなんと「生きた子豚」を吊り上げたことがわかった。

この日、男性はルアー(疑似餌)を使って釣りをしていた。「ルアーで豚が釣れてしまったよ、信じられるか」と男性は投稿動画のなかで驚きを隠せない様子だった。

岸まで引きずり上げられた子豚は「ブーブー」とないていた。釣った男性は子ブタの頭を撫で、インスタントラーメンまで食べさせた。その後、子豚は男性の110番通報で駆け付けた警察によって「連行」されていった。

「豚釣り事件」の後、男性は中国メディアの取材にも応じており、話題になった。

ネットユーザーから「釣りって、魚以外は何でも釣れる」といった皮肉が多く寄せられた。

(河で釣りあげた「生きた子豚」、2024年7月14日、中国・上海)

 

単発事件ではない

じつは、今回のように「釣りをしてたら生きた豚が引っかかった」といった類の事件は他所でも発生しているようだ。

2022年7月20日、貴州省安順市の河で釣りをしていた男性2人も、生きた子豚という「意外の収穫」があった。しかもその時、豚は泳いでいたという。付近市民の手を借りながら、2人は豚をなんとかして河から揚げて、現地の農家に引き渡して飼ってもらうことにしたという。

これ以外にも、場所は不明だが、「夜釣りをしていると、子豚を釣り上げてしまった」「河で釣りをしてたら、子豚が釣り糸に噛みついたため、そのまま岸にまで引っ張り上げた」といった動画が複数中国のSNSに投稿されており、「豚が釣れる」のは、そこまで世にも不思議なことではないようだ。

釣り上げられた「生きた子豚」。画像(左)は撮影場所不明。画像(右)は2022年7月20日、貴州省安順市。

 

(釣り上げられた「生きた子豚」、撮影日時・場所不明)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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