中国の大学で、外国語学部の統合・廃止が相次いでいる。
背景にあるのはAI翻訳の進化と就職難だ。機械翻訳の性能向上で語学の価値は低下し、外国語系学部の卒業生は就職率が悪く、収入も全国平均を下回っている。
中国ではこれまで英語学科が急増し、多くの大学が設置してきた。しかし卒業生が増えすぎたことで、需要とのミスマッチが目立つようになった。
実際、2025~26年にかけて、中国ではトップクラスの大学を含む少なくとも10以上の大学で、外国語学部をなくしたり、他の学部と統合する動きが広がった。
ただし、外国語教育そのものがなくなるわけではない。多くの大学は、語学だけを学ぶのではなく、ビジネスや国際交流なども合わせて学び、幅広い分野で活躍できる人材を育てようとしている。
かつては「英語ができると良い仕事に就ける」と言われた。しかしAIが瞬時に翻訳する時代、その常識は揺らぎ始めている。
中国で起きている変化は、日本の大学や学生にとっても無関係ではなさそうだ。
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