自衛隊が初めて参加 多国間演習「ヴァリアント・シールド2024」 日米が連携強化へ

2024/05/24
更新: 2024/05/24

5月24日、木原稔防衛大臣は記者会見を開き、米国主催の多国間演習「ヴァリアント・シールド2024」について言及した。この演習は、来月7日から18日までの間に行われ、日本が初めて参加することになる。

統合実動演習「ヴァリアント・シールド」は、米国が一貫して主導してきたが、今回、日本が正式に参加を決定した背景には、地域の安全保障環境の厳しさが増していることが挙げられている。

この演習の目的は、日米同盟の抑止力および対処能力をさらに強化し、また、他の同志国とのパートナーシップを拡大することだ。

演習は、主に日本周辺の海空域及び八戸、松島、硫黄島など、日本国内の自衛隊施設で実施される予定。これらの地点での訓練は、実戦に近い状況を想定し、参加する自衛隊員の技術と協同作業の能力を高める。