中共は米国が直面した最大の脅威=米商務長官 

2023/12/05
更新: 2023/12/05

バイデン大統領が中共首魁・習近平を「独裁者」だと明言した米中会談から20日も経たないうちに、再び、米国が中国共産党(中共)に対して「非友好的」なシグナルを送った。 

レモンド米商務長官は12月2日、中共を「米国が直面した最大の脅威」と批判し、「中国(中共)は我々の友人ではない」と強調した。

レモンド商務長官は同日、カリフォルニア州シミバレーで開催された年次国防フォーラムで、中共に対し強硬な態度を示した。さらに、米連邦議会議員、シリコンバレーおよび米国の同盟国に対し、中共による国家安全保障に重要な半導体および最先端技術の獲得を阻止するために協力するよう促した。

「中国(中共)は毎日、我々の輸出規制を回避する方法を考えている。つまり、毎日毎分、我々は輸出規制を強化し、同盟国との取締りに真剣に取り組まなければならないのだ」

米国はAIと先端半導体設計で世界をリードしているが、「中国に追いつかれるわけにはいかない」と同氏は明言した。

レイモンド氏は、米国が2022年10月に最初の規制を課した後、中国市場向けに特別にチップを設計したNVIDIA社に「中共がAIを実現できるように新しいチップを設計したら、その翌日からそのチップを規制するつもりだ」と警告している。

レモンド氏によれば、中共との意思疎通は両国関係の安定化に役立つが、「国家安全保障の問題に関しては、我々は脅威に対して目をしっかりと見開かなければならない」

「これは私たちがこれまで経験した中で最大の脅威であり、私たちはそれに対処する必要がある」